フリーズドライの「チキンカツカレー」を食べたことありますか? アマノフーズが2017年に初めて発売した商品。カツカレーをフリーズドライにしたという意外性で、登場と同時に話題になりました。2018年に再販時には人気のあまりにあっという予定数量が完売したそうです。この度、2度目の再販。
アマノフーズ公式オンラインショップでは6月25日から「チキンカツカレー」2食入りを1400円(税込)で販売中。また、実店舗であるアマノフリーズドライステーションでも7月9日から同商品が販売されます。合計約2万食を販売予定。
1食700円のフリーズドライカツカレー
2食入り1400円、つまり1食700円。ちょっとお高いと感じるかもしれません。そうですよね、レトルトカレーであれば100円前後からスーパーの棚に並んでいます。いえいえ、本商品でいうとカレーというより“チキンカツ”がとりわけ重要。フリーズドライでチキンカツの質感って再現できるものでしょうか?
再販を機に味わって食べてみました!
作り方は簡単。フリーズドライのかたまりを広めの器に入れて、熱湯140ml注ぐ。
このときに、お湯の注ぎすぎには注意です。作る上で唯一と言っていい注意点。想像にするに難くありませんが、お湯を注ぎすぎると薄まってしまうのでしょう(絶対にそうしたくないので試していません)。
お湯を注いだら、とろみがつくまで軽く混ぜる。
カツを崩さないように、かる~く混ぜる程度で大丈夫でしたよ。
リーズドライの厚切りのチキンカツがスゴイ!
見た目は確かにチキンカツカレー。チキンカツがお湯をかけてわずか一分で存在感をあらわしました。
コクとスパイシーさが同居する甘口濃厚なカレー。甘口といってもお子様用のカレーとは違って、もっとドシンとした食べ応えがあります。どうしてもお湯で戻しているのでレトルト製品よりもサラリとし質感。また、塩気が強く全体的にしょっぱめです。
そして、チキンカツ。食べてみると、衣はカレーが染みたあの食感。ほろほろと崩れやすいのですが、噛むとちゃんと弾力がありました。わ、これ、フリーズドライなんですか?
横から見ると、このとおりちゃんと厚みがあるんです。あくまでフリーズドライのチキンカツなので、作り立てのものと同じというわけではないですが、肉の繊維の食感や、不自然に味付けしていないところが真に迫っていました。
ご飯のお供に遜色ないです。カレーライスのおいしさってガシッと芯の部分に触れてきますよね。幅広い人に受け入れられる普遍的な味です。
アマノフーズの「チキンカツカレー」は、フリーズドライでここまでできちゃう、という驚きを含めて楽しめる商品。やや高めに感じるかもしれませんが、“チキンカツ”が入っている点がポイント。もちろん、フリーズドライなので保存期間は長めです(手元の商品は賞味期限2021年5月でした)。人にあげても喜ばれるかもしれませんよ。
家にストックしておけば、雨で買い物に行けない時にも便利ではないでしょうか。お酒を飲む人は七味唐辛子を振りかけてお酒のおつまみにも! ビールが進みそうです!
ナベコ
酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメでおいしい情報配信中♪
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