週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

「Xperia 1 II」はカメラの使い勝手が大幅にアップしたカメラスマホだ!

2020年06月18日 10時00分更新

取り扱いキャリアからすべて発売になったXperia 1 II
Xperia 1を大きく超える実力を検証!

 Xperiaシリーズの最新モデル「Xperia 1 II」(エクスペリア ワン マーク・ツー)が登場した。マーク・ツーとあるように、昨年発売された「Xperia 1」の後継モデルにあたり、前モデルのウィークポイントをしっかりと潰し、5Gでのモバイル通信対応と最新のハイエンドモデルらしい仕上がりとなっている。ドコモ版が出たばかりだが、当記事ではau版のXperia 1 IIを使ってレビューをお届けする。

ソニーモバイルのハイエンドモデルが大幅にアップデートして登場

 ディスプレーサイズは6.5型(3840×1644ドット)で有機ELパネルを採用。前モデルと同じく21:9という長辺の長いアスペクト比で、4K HDR対応となっている。加えてXperia 1 IIでは、90Hzディスプレー相当の残像低減技術を取り入れており、画面スクロールやゲームなどを映し出す際にチラつきを抑えて、クリアで滑らかな映像が楽しめる。

21:9のアスペクト比はそのまま

カメラ位置はXperia 5と同じように本体左上に変わっている

 本体サイズは約72×166×7.9mmで、これも前モデルとほぼ同じ。ただし前モデルは4辺の側面が丸みを帯びていたが、Xperia 1 IIでは角張ったデザインとなっている。そのため握ってみると数値的な差はないものの、Xperia 1 IIのほうが若干大きく感じる。

ノッチのないデザインでベゼルはあるが、狭額縁になっている

本体の厚さは7.9mm

カメラ部分の厚さは実測で約9.2mm

昔のXperiaのような、角張ったデザインを採用

 ちなみに本体カラーは、au版はブラックとホワイトの2色。ドコモ版ではパープルが追加された3色展開。パープルが欲しい場合はドコモ版を購入しよう。

 生体認証は指紋認証となっており、本体側面にセンサーが配置されている。この指紋認証センサーは電源ボタンにもなっており、本体右側面のボタンの数が少なくなっている。「Xperia XZ Premium」などがこの方式だったので、以前のXperiaの使い勝手が好きだったユーザーにはうれしいポイントだ。

電源ボタンは指紋認証センサーと一体型となり、右側面のボタンが減った

 また本体上部にはイヤホンジャックを装備。Xperiaは数世代前からイヤホンジャックが廃止されていたが、これも復活した機能。Bluetoothでのワイヤレスイヤホンはケーブルの煩雑さからは解消されるが、音ズレなども気になるところ。最近はハイエンドモデルほど有線のイヤホンジャック搭載していないものが多いので、ヘビーなゲームユーザーにも要注目のモデルと言える。

本体上部にイヤホンジャックを装備

有線イヤホンが使えるハイエンドスマホは最近では貴重

USBは本体底面にあり、Type-Cを採用

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事