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第10世代Coreの自作はGIGABYTEにおまかせ! おすすめZ490マザー3選をテスト

2020年06月13日 14時00分更新

使い勝手良好なUEFI&ユーティリティー

 まずは、GIGABYETマザーが備えているUEFI(BIOS)と、付属する独自ユーティリティーから見ていこう。

 UEFIのモードは2種類を用意する。搭載するCPUやメモリー、ストレージといった主要な情報を1画面で確認でき、メモリー設定となるX.M.P.プロファイルの読み込みや起動ドライブの変更が簡単に行なえる「Easy Mode」と、CPUやオンボードデバイスを細かに設定できる「Advanced Mode」を備え、「F2」キーでシームレスに切り替えできる。

 当然、「Easy Mode」のみの設定で、問題なく動作するようになっているので、自作PCの初心者でも安心して使える。

主要な設定項目に簡単にアクセスできる「Easy Mode」。基本、設定はここだけでオッケーだ。ちなみに、「AORUS Gaming」に属するマザーボードは、UEFIにもハヤブサのロゴが入っている

ファンコントロール機能の「Smart Fan 5」。後述するユーティリティーを導入すれば、OS上からも設定できる

詳細な設定ができる「Advanced Mode」。CPUのオーバークロック設定もプリセットされており、簡単にCPUのオーバークロックを楽しめる

エントリーゲーマー向けとなる「Z490M GAMING X」のUEFIは、「AORUS Gaming」とカラーが異なっているが、同様に設定できる

必要なユーティリティーだけ導入できる

 続いては、OS上で活躍するユーティリティーだ。GIGABYTEも他社と同じく、鉄板のRGB LEDイルミネーションから、ファンコントロール、システムモニタリング、オーバークロック、UEFIアップデートまで、さまざまなユーティリティーを用意し、使いたいユーティリティーのみを選択してインストールできるようになっている。

導入したユーティリティーは、APP Centerで一括管理

 いずれも使い勝手は優秀で、RGB LEDイルミネーションの「RGB FUSION」は、同社ビデオカードはもちろん、今回組み合わせたG.Skill「Trident Z NEO」も認識。発光色やパターンをマザーボードとビデオカードと同期できた。ちなみに、Corsair製LEDバー搭載メモリーの「VENGEANCE RGB PRO」は、残念ながら認識しなかった。

RGB LEDイルミネーションコントローラー「RGB FUSION」。シンプルだが使いやすい

「RGB FUSION」は、今回使ったG.Skill製LEDメモリーの「Trident Z NEO」もすんなりと認識。マザーボードとビデオカードと同期できた

 ワンクリックでCPUをプリセットされたクロックにオーバークロックする「Smart Boost」や、自動、手動でファンを細かくコントロールできる「Smart Fan 5」(System Information Viewer内)、起動時に表示されるロゴを変更する機能を持っているUEFIアップデートユーティリティーの「@BIOS」は、便利で使いやすいので導入をおすすめする。

簡単にCPUのオーバークロックが行なえる「EasyTune」

「Advanced CPU OC」などの項目からは、CPU倍率(K型番のみ)や、コア電圧などを、細かくチューニングできる

メモリークロックの設定もOS上から可能だ

システムモニタリングとファンコントロールが可能な「System Information Viewer」

CPUの動作クロックや、各種温度などをまとめて表示することもできる

ファンコントロール機能の「Smart Fan 5」。接続したファンの回転数に合わせてセッティングされるAUTOのほか、細かな手動設定も行なえる

UEFIアップデートユーティリティーの「@BIOS」。「Face Wizard」で起動時のロゴをカスタマイズできる

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