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パソコンショップSEVEN×ASUSコラボPCに第10世代のCore i9-10900K採用PCが登場!

2020年05月30日 00時00分更新

 2019年8月、パソコンショップSEVENを運営するセブンアールジャパンは、ASUSとコラボレーションを行なったPCを発売した。とくにその最上位モデルとなるZEFT ASXシリーズは、ケースにASUS製「ROG Strix Helios」を採用している点が特徴的で、ASUSがBTOベンダーと協力してPCの開発や品質管理を行ない、そのPCに対して性能面や信頼性についてお墨付きを与えるという「POWERED BY ASUS」の認証を受けたPCとしても人気を集めた。

 今回、第10世代CoreのCPUではASUS製マザーボードを標準採用としたモデルを多く用意するという。しかもハイエンド向けの標準ではASUS製品を多く採用したモデルがあるというのだから話題性はかなり高い。果たして、新ASUSコラボモデルとして発売されるPCとはどのようなものなのか。早速、セブンアールジャパンの西川 龍氏・中嶋孝昌氏、ASUS Japanの市川彰吾氏に、ネットミーティングという形で話を伺ってみた。

i9-10900Kを採用した新ASUSコラボPC。ARGBに対応しケースやその内部のLEDが鮮やかに点灯する

ZEFT ASX2(ASUSコラボモデル)
https://pc-seven.co.jp/spc/11185.html

「ZEFT ASX2」の主なスペック
CPU Intel Core i9-10900K
(10コア/20スレッド、3.7GHz~5.3GHz)
ケース ASUS ROG Strix Helios
マザーボード ASUS ROG STRIX Z490-E GAMING
ビデオカード ASUS ROG-STRIX-RTX2080S-A8G-GAMING(標準変更)
メモリー Crucial DDR4-2666 32GB(16GB×2枚)
SSD SSD Crucial P1 1TB(M.2)
電源 850W 80Plus Gold認証 CoolerMaster製 V850
CPUクーラー ASUS ROG STRIX LC 360 RGB(標準変更)
OS Windows 10 Pro 64ビット 正規版

ユーザーの反響が大きかったASUSコラボPC
i9-10900Kの苦労した点は熱対策

――今日はよろしくお願いします。まずは、前回のASUSコラボPCのユーザーの反響を伺わせてください。

西川氏:最上位モデルは、基本構成でも税込みで40万円を超えてしまうほど、高価格な製品でした。そのため、万人に受けるモデルとは思っていなかったのですが、ASUSブランドの安定感と、思いきりハイエンドな仕様にまとめたのが奏功したのか、ユーザーさんの反響は非常にいいですね。

 もちろん、価格が価格ですので数が出るとは思っていなかったのですが、今でもコンスタントに売れていますね。おもしろいのは、このASUSコラボPCを始めたことで、ケースをはじめマザーボードやグラフィックスカードなど、ユーザーさんがほかのモデルでもBTOのカスタマイズでASUS製品を選ぶ傾向が非常に多くなりました。POWERED BY ASUSモデルを意識しているというわけではないと思うのですが、顕著にASUS製品が選ばれているという感じです。

市川市:弊社のPCケース「ROG Strix Helios」を前回の企画で採用いただきましたが、今や出荷量が日本市場におけるシステムベンダーの中でセブンアールジャパンさんがダントツの1位ですね。

ASUS JapanのSales Marketing Managerの市川彰吾氏

――なるほど。そういった下地があって、今回は、その上位にあたるi9-10900K採用モデルを発売するというわけですね。

西川氏:はい。5月20日にi9-10900Kを含めたComet Lake-Sことデスクトップ向け第10世代Coreプロセッサーの販売を開始しました。この第10世代Coreプロセッサーでは、CPUパッケージがLGA1200となり、マザーボードも「Intel Z490」チップセットを搭載したものへと刷新されます。

 そのため、新しく用意したこのi9-10900K採用モデルは、従来モデルの後継機という位置付けではなく、最上位モデルとして置き、従来モデルは数か月は併売するつもりです。

――このi9-10900K採用モデルで、とくに苦労した点などがあればお聞かせください。

西川氏:敢えて挙げるとするとCPUの温度対策ですね。i9-10900KのTDPは125Wとなり、i7-9900Kの95Wから30Wも上昇しました。事前に社内で温度テストを行なったのですが、ラジエーターサイズが240mmの簡易水冷クーラーでも、100%の負荷をかけ続けると、瞬間的に80度後半まで達してしまいました。

 CPUの規格では90度でも問題はないのですが、ほかのデバイスへの影響を考えるともう少し温度を下げたいと思い、用意したのがASUS製360mmの簡易水冷クーラーの「ROG STRIX LC 360 RGB」です。このROG STRIX LC 360 RGBであれば、CPUの温度は高負荷時でも70度台前半に収まるようになりました。

 もちろん設置環境によるところはありますが、机上に置いてテストした限りでは、このROG STRIX LC 360 RGBを組み込んだことで、動画エンコードなど常時負荷が掛かる環境でも、問題が起こることはないはずです。

中嶋氏:ASUSさんの簡易水冷クーラーはかなり人気が高いです。ROG Strix Heliosと一緒にご購入いただく方もいれば、ほかのモデルでASUSさんの簡易水冷クーラーを選択される方もいます。値段も安くはないのですが、このあたりはユーザーさんの拘りを感じますね。

市川氏:確かにTDPの数値はi9-10900Kの方が大きくなってはいるのですが、ヒートスプレッダーの改良なども行なわれており、より冷えやすくなっています。そういった意味では、このi9-10900Kは、よりCPUクーラーの性能が発揮しやすいCPUとも言えます。

新ASUSコラボPCを横から見たところ。側面は強化ガラスを採用しているため、内部のLEDの様子が窺える

色を赤色にしたところ。LEDはARGBに対応しているため、ASUS製LED制御ツールのAURA Syncにより色を簡単に変更可能だ

360mmクラスのラジエーターは天板部に搭載。前面には120mm角ファンが3基並んでいるのも見える

ラジエーターの3連ファンが光っているところ

ハイエンド向けながら、簡易水冷クーラーを採用していることもあり、CPU周りは比較的スッキリした印象だ

背面のI/Oインターフェース。有線LANは2.5G LANに対応するほか、Wi-Fi 6に対応した無線LAN端子も用意されている

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