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X1 Carbonもようやく第10世代Coreです

レノボがThinkPadシリーズで第10世代Core搭載 X1 CarbonやX、Tなど6モデル発表

2020年05月26日 13時00分更新

 レノボは26日、「ThinkPadシリーズ」16モデルを発表した。

 今回新しくなったのは「ThinkPad X1 Carbon/Yoga」「ThinkPad X13/Yoga」「ThinkPad T14s/14/15」「ThinkPad L14/15」「ThinkPad E14/15」の各シリーズで、CPUに第10世代Core(Comet Lake)が選べるようになったほか、Wi-Fi 6に対応し、オンライン会議の開始・終了がワンタッチでできるファンクションキーも装備する。

 また、USB Type-Cによる外付けディスプレー出力をサポート。対応ディスプレーとのケーブル1本での接続で外部出力や充電を含めて可能になり、高い生産性を実現できる。

 オプションのLTE内蔵モデルでは、最新の高速規格であるLTE CAT.16 にも対応(X1、X13、Tのインテル版)。

 X1以外の各シリーズは、今回のリニューアルで、従来の3桁の型番から画面サイズに変わり、製品内容がわかりやすくなっている。

ThinkPad X1 Carbon
4Kモデルの天板はカーボン柄の旗艦シリーズ

ThinkPad X1 Carbon

 14型薄型軽量フラッグシップノートの「ThinkPad X1 Carbon」は「Gen8」、つまり8世代目のモデルで、CPUはCore i7-10610U/10510U、Core i5-10310U/10210Uから選択できる。ディスプレーは4K(3840×2160)からフルHD(1920×1080)まで5種類が用意されており、さらに4K HDRモデルはカーボン柄の天板を選べる。

 360度集音マイクとDolby Atmosシステムに準拠した高品質なスピーカーをそれぞれ4つ備え、オンライン会議にも適している点がアピールされている

 サイズは323×217×14.95mm、重量は1.09kg~、価格は税抜23万3000円~で、5月29日発売。

ThinkPad X1 Yoga
360度回転ディスプレイにペンを内蔵可能

ThinkPad X1 Yoga

 14型の液晶回転2-in-1ノートの「ThinkPad X1 Yoga」は、第5世代の「Gen5」になり、X1 Carbonと同様にCPUはCore i7–10610U/10510U、Core i5–10310U/10210Uから選択できる。

 タッチ対応14型ディスプレイは4K(3840×2160)からフルHD(1920×1080)まであり、Privacy Guard搭載モデルも選択可能。ThinkPad Pen Proを同梱し、利用しない時には本体に格納しておける。

 サイズは323×218×15.5mm、重量は1.36kg~、価格は税抜26万5000円~で、5月29日発売。

ThinkPad X13/ThinkPad X13 Yoga
最小ThinkPadはLTE内蔵可能

ThinkPad X13

 ThinkPad X13は、13.3型狭額縁ディスプレイを搭載したモバイルノートPCで、X390とX395の後継モデルとなる。

 CPUはCore i7–10610U/10510U、Core i5–10310U/10210U、Core i3-10110Uに加えて、AMDのRyzen 7 PRO 4750U、Ryzen 5 PRO 4650U、Ryzen 3 PRO 4450Uも用意されている。

 サイズは311.9×217×16.5mm~、重量は1.18kg~と持ち運びやすさを追求したモデルである。

ThinkPad X13 Yoga

 ディスプレー回転型2-in-1のThinkPad X13 Yogaは、CPUはCorei7–10610U/10510U、Corei5–10310U/10210Uから選択可能。サイズは310.4×219×15.95mm、最軽量構成で1.29kgで、本体にアクティブペンを収納でき、紛失する心配がない。

 価格はX13のAMDモデルが税抜16万2000円~、Yogaは税抜19万2000円~で、発売日は5月29日。

ThinkPad T14s/ThinkPad T14/ThinkPad T15
GeForceも選べるスタンダードモバイルノート

ThinkPad T14s

 こちらも型番が変わったT14s/T14/T15は、ThinkPad T490s/T490/T590の後継モデルで、CPUは同じく第10世代Coreで、T14s/T14ではAMD Ryzen PROも選択できる。

 T14sは14型ディスプレーを搭載しながらサイズは328.8×225.8×16.1mm、重量1.24kg~と軽量設計で、ディスプレーは4K(UHD HDR DOLBY Vision IPS液晶、3840×2160)が選択でき、LTEモジュールも搭載可能。

ThinkPad T14

ThinkPad T15

 T14/T15は、dGPUとしてNVIDIA GeForce MX330グラフィックスが追加でき、ディスプレーは最高で4Kまで用意されている。メモリーも最大48GBまでの拡張が可能だ。

 価格はT14sが税抜17万2000円~、T14が税抜14万9000円~、T15が税抜19万1000円~で、発売日は5月29日。

ThinkPad L14/ThinkPad L15
Radeon搭載も可能なビジネス向けのメインストリームノート

ThinkPad L14

 デザインを一新したLシリーズは、高いコストパフォーマンスを備えた法人向けのメインストリームノートPCで、ThinkPad L490/L590の後継モデルである。

 CPUは第10世代Core、AMD Ryzenから選択でき、インテルモデルにはdGPUとしてRadeon 625を搭載している。

 L14はサイズが331×235×19.1mm~、本体質量も1.61kg~と、従来よりも可搬性が向上。L15はにテンキーを搭載している。

ThinkPad L15

 価格はL14/L15ともにAMDモデルが11万9000円~。発売日はインテルモデルが5月29日。

ThinkPad E14/ThinkPad E15
Ryzen搭載のシンプルなビジネス機

ThinkPad E14

 ThinkPad Eシリーズはデザイン性と使いやすさを追求したビジネスノートPCでE14/E15ともに第2世代の「Gen2」となった。

 CPUにはAMD Ryzenを採用。指紋認証機能搭載モデルは、電源ボタン上にリーダーを統合している。14型のE14は、質量1.69kgからと持ち運びやすく、15.6型のE15はテンキーを備え、有線LANも搭載している。

 価格はE14/E15ともに11万1000円~で、発売日は6月12日。

ThinkPad E15

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