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各種IoTデバイスと連携してクラウドで管理可能

+Style、クラウド上でプログラミングできる「obniz BLEゲートウェイ」発売

2020年05月12日 18時00分更新

 プラススタイルは5月12日、クラウド上でプログラミングできるIoTゲートウェイ「obniz BLEゲートウェイ」を発売した。

 Bluetooth Low Energyを採用したセンサー製品と接続し、さまざまなデータをクラウドサービス「obniz Cloud」で管理できるIoTゲートウェイ。3軸加速度センサーや赤外線センサー、温湿度センサー、CO2センサー、PM2.5を計測できるエアクオリティモニターといった多彩なセンサー製品と連携が可能。

 センサー製品との連携はobnizのクラウドサービス「obniz Cloud」上で設定。独自のファームウェアレス技術により連携に必要なファームウェアやプログラムはobniz Cloudに集約しており、ゲートウェイ自体のプログラムは不要。デバイスの追加や変更、サービスやキャラクタリスティクスの操作などもファームウェアの書き換えなしで実行できる。

 BLEデバイスの制御は、Javascript/Node.jsやPythonをobniz Cloud上で記述・設定できるほか、conect.plusの「conect+」との連携も可能。取得したデータをわかりやすくビジュアライズでき、データ確認用のスマホアプリも作成できる。WebsocketやRESTによるAPI接続も可能で、容易に接続した各種センサーの操作やデータ取得が可能。また、obniz CloudはTLS通信やデバイス管理機能、死活監視を標準サービスとしても利用できる。ゲートウェイ自体に書き込まれているのは専用OSのみで接続先のデータを保持していないため高いセキュリティー性を持つという。

 個人宅における温度・湿度・空気質の管理といった用途や、オフィス環境の管理やHACCP(食品衛生管理)、みまもりサービスといった法人ニーズにも対応。なお、obniz BLEゲートウェイの法人導入を支援するSB C&Sでは、すでに東郷神社・原宿東郷記念館においてデータ可視化システムのテスト導入を開始している。

 ACコンセントに差し込んで利用。クラウドへはWi-Fi(2.4GHz帯のみ利用)で接続。価格は1万780円。

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