「レジェンド・オブ・ルーンテラ」は緻密な頭脳戦と、LoLの世界観に基づいたゲーム性が魅力

2020年05月20日 16時00分更新

無課金でも強力なカードを獲得できるのがうれしい

ゲーム内アイテム「シャード」「ワイルドカード」、課金通貨「コイン」を消費することでカードを生成できる。課金すればほしいカードをすぐに入手できるが、無課金でも入手できるのがうれしい

　冒頭でも述べたが、LoRは基本プレイ無料のタイトルである。課金通貨「コイン」を使えばほしいカードをすぐに入手可能だが、ゲーム内アイテム「シャード」「ワイルドカード」を使ってカードを作成することで、無課金でもカードを入手できるようになっている。

　課金すれば有利になるのではと思う人も少なくないだろうが、「Pay To Win」の心配は不要だ。本作を含むデジタルカードゲームでは、デッキの構成が勝敗の要となるため、課金して強力なカードをそろえても勝利できるとは限らないからだ。本作における課金はゲームをスムーズに進めるための手段にすぎない。そう考えると、本作の課金要素は至ってフェアであると思われる。

試合をプレイしてためた経験値に応じて、さまざまな報酬がもらえる！

毎日ログインするともらえる「ログインボーナス」

稼いだ経験値に応じて毎週火曜日にもらえる「ウィークリーチェスト」

毎日更新されるクエストをクリアすると経験値がもらえる「デイリークエスト」

　本作には「ログインボーナス」や「ウィークリーチェスト」、「デイリークエスト」などが導入されている。これらを活用することで、カードの入手に必要なゲーム内アイテムを獲得できる。無課金ユーザーのモチベーション向上を意識した施策に魅力を感じた。毎日コツコツプレイすれば、0円で強力なカードを獲得できるのは非常にうれしいところ。

極めてみたくなるほどの面白さが詰まった注目作

カードゲームならではの緻密な頭脳戦と、LoLの世界観をベースとしたゲーム性の組み合わせが魅力的

　LoRはまだリリースされてまもないが、今後の展開次第ではデジタルカードゲーム界、ならびにeスポーツ界を盛り上げるタイトルとなりうるだろう。その皮切りとして、LoRおよび「チームファイトタクティクス」（TFT）の公式大会「MIND MASTER 2020」が開催される。LoRを極めし挑戦者たちの雄姿をぜひ鑑賞してみたいものだ。

　カードゲームならではの緻密な頭脳戦と、LoLの世界観をベースとしたゲーム性が融合したLoR。プレイすればするほどおトクな特典が得られる仕様もまた、モチベーション向上の役割を担っている。さらに、パソコンだけでなくスマホやタブレットでも遊べるため、いつでもどこでも試合に挑めるのも魅力的なポイントといえよう。

　極めてみたくなるほどの面白さが詰まった本作は無料で遊べるので、興味のある人はダウンロードしてみてはいかがだろうか。