●光るA13 Bionic
iPhone SEのハイライトは、米国で399ドル、日本で4万4800円という価格にして、999ドルからのiPhone 11 Proと同じA13 Bionicプロセッサが搭載されている点です。厳密にはメモリは3GBと1GB減らされていますが、iPhone 11シリーズ同等の処理性能を発揮します。
ARアプリ、4Kビデオ編集、Apple Arcadeでのゲームプレイなど一通りをiPhone 11 Pro Maxと同じようにこなしてみましたが、iPhone SEの画面サイズの違い以外に、パフォーマンス面での差異を感じることはありませんでした。
もちろん今後、より複雑なグラフィックスを多用するアプリではメモリの違いなどが効いてくる可能性があります。ただし、日常的に使うアプリで何か問題があるかと言われると、皆無と言えるでしょう。
外出しないので実際の生活の中でのバッテリー持続時間を体感的に調べることは難しいのですが、カタログでは「iPhone 8とほぼ同じ」バッテリー持続時間としており、ビデオファイルの再生最大13時間、ビデオストリーミング最大8時間、オーディオ再生最大40時間となっています。
2019年モデルでは特にiPhone 11 Proシリーズのバッテリー持続時間が大幅に向上していることを考えると、iPhone 8と同等レベルというのは、バッテリーを気にする人にとっては物足りないかもしれません。
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