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iPhone SE(第2世代)レビュー

スマホの機能はこれでいい! 新iPhone SEの完成度の高さ

2020年05月02日 12時00分更新

 ついに登場した第2世代の「iPhone SE」。iPhone 8の筐体をベースに、SoCにはA13 Bionicを搭載し、シングルカメラながら使い勝手を整えている。久しぶりのTouch ID対応機種ということにも注目だ。同機を数日間使ったので、本稿ではそのインプレッションをお届けする。

iPhone SEはApple Store価格で一括4万9280円~

同梱品には、Lightningコネクター接続で使う有線のEarPodsと、充電器・ケーブル

 大前提として、iPhone SEの最大の魅力はやはりその価格にある。ハイエンドモデルでは10万円越えも珍しくなくなったスマホ市場において、割安なiOS端末としての選択肢は魅力的だ。一括払いの場合は、大手キャリアよりもApple Storeで購入する方が安い。64GBモデルならば税込5万円弱で入手可能できる。

 ただし、64GBは長期運用には適していない容量だと思うので、AndroidユーザーがサブのiPhoneとして購入するような場合でなければ、最低でも128GBを選んでおいた方が無難だろう。

 大手キャリアの端末購入補助を利用する場合には、一定期間後の返却を想定することにはなるが、より価格を抑えられる。128GBでも実質3万円台前半で2年間利用可能だ。

 Wi-Fi 6にも対応しているし、5G対応のiPhoneが普及し、5Gネットワークの整備が進むまでの繋ぎとしても良い候補かもしれない。

いま4.7型は小ぶりだが、割り切れば問題なし

 前述の通り、iPhone SEは2世代前のiPhone 8の筐体をベースにしている。ディスプレーサイズは、4.7型であり、多くのハイエンドモデルが6型を超えてきた最近のトレンドをふまえれば小ぶりだ。

今回試用したのはブラック。ちなみに、ホワイトや(PRODUCT)REDでも、同機のベゼルは黒色

 しかし、こうしたサイズ感や、上下のベゼルが太いことが気にならなければ、仕様はなかなか良い。P3の色域にも対応し、TrueTone機能にも対応するので、写真を閲覧するとかなり綺麗に表示されるし、電子書籍や漫画を読むにも色味が自然に整う。

iPhone 11 Pro(右)と並べてみると、ブラウザーの表示領域に違いがあるのが明確だ。しかし、4.7型あればそこまで致命的な小ささではない

 実際に手に持ったサイズ感は、iPhone 8そのままだった。第1世代のSEをまだ使い続けているような人にとっては大きく感じるかもしれないが、iPhone 7あたりを使い続けている人にとっては安定のデザインだ。

 側面はアルミフレームで、丸みを帯ている。手触りは良いが、乾燥しているときにはやや滑りやすい。これまで第1世代のSEを使ってきてこうした形状に慣れていない場合には、買い替えの際に保護ケースの購入を勧めておきたい。

 そして、久しぶりのホームボタンが搭載されており、「Touch ID」が使えることも大きなポイント。新型コロナの影響で、マスクを装着する機会が多い分、認証を手でできる便利さを改めて感じた。

 ちなみに、ホームボタンは物理的なボタンではなく、タプティックエンジンを活用してクリック感を出している。すでにiPhone 7以降をお使いならご存知だろうが、初体験なら驚くかもしれない。

初期設定でボタンのクリック感を3段階から指定できる画面

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