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まずはウェブ会議対策と作業効率アップを考えよう

テレワークにオススメ!あると便利なASUSの在宅勤務向けデジタルアイテム【ウェブカメラ・モバイルディスプレー編】

2020年04月22日 11時00分更新

作業効率を大きく改善するモバイルディスプレー「MB16」シリーズ

 最近になって在宅勤務に移行した人の中には、「急遽仕事用のノートPCを用意した」、「職場のPCを自宅に郵送して使っている」など、十分に自宅の作業環境が整っていないことも多いと聞く。自宅におけるPC作業の効率アップを考える場合、真っ先に用意すべきものとして挙げられるのがマルチディスプレー環境だ。仕事をしながらインターネットで調べもの、資料を見ながらの入力、画像・動画編集などのクリエイティブワークに至るまで、ありとあらゆる作業が格段に快適になるため、ぜひ導入することをオススメしたい。

 自宅の仕事部屋などに固定のディスプレーを置く場合、接続するのがノートPCであっても、24インチクラス以上の据え置きディスプレーがいいだろう。その際はPCの設定で外部ディスプレーをメインディスプレーにしてしまえば、大きな画面でストレスなく作業しやすい。では、この記事で紹介するようなモバイルディスプレーはどうかと言えば、複数の場所で作業をしたい場合、オフィスにも持ち込みたい場合など、より小回りが利くところが強みとなる。

 また、仮に自宅勤務で作業場所を1箇所に固定した場合、生活圏が極端にコンパクト化することで次第に閉塞感を感じるようになってしまう場合があるだろう。そんな時は、自宅の中でもリビングや私室など、作業場所を変えてみるのも手だ。モバイルディスプレーであれば移動がしやすいのはもちろん、PCから直接電源が取れることもあり、コンセントを複数占有せずに済むなどのメリットが考えられる。15インチクラスの大きさなら設置自由度も高いので、省スペースでマルチディスプレー環境を組みたい場合にも有効な手段になるだろう。

 そんな15インチのモバイルディスプレーとして魅力的なのが、「ZenScreen MB16ACE」や「ZenScreen MB16AMT」だ。パネルサイズは15.6インチで重量1kg以下、厚さ8~9mmという取り回しの良さを備えるほか、フルHD解像度で視野角の広いIPSパネルを採用、USB Type-CとType-Aの両対応など、ディスプレーとして求められる基本的な水準をクリアしつつ、利便性も高い。

ASUSのモバイルディスプレー「ZenScreen MB16ACE」。実売価格は2万9600円前後

 ZenScreen MB16ACEは3万円以下で購入できるコストパフォーマンスの高さが特徴。重量710g、厚さ8mmと極めて可搬性に優れており、画面カバーにもある専用スタンドで縦置き・横置きを問わず軽快に扱えるのが大きなポイントとなる。加えて、付属するケーブルはUSB Type-C(DisplayPort over USB-C)だが、Type-A変換アダプターもあるため、幅広いPCへ接続できる。

本体背面。中央部にASUSのロゴが配置されており、下部の左隅にはスタンド代わりに使える穴(後述)がある

厚さは8mm。折りたたんだノートPCと比べても持ち運びやすい

付属の本体カバー

横置きではスタンドの組み方により角度を変えられる

ケーブルはUSB Type-C(DisplayPort over USB-C)だが、Type-A変換アダプターを接続すればType-AポートしかないPCでも利用できる

メニューはディスプレーのボタンから操作。ZenScreen MB16ACEの操作は2つのボタンを使う。正直なところ、操作性はあまり良くないのが玉に瑕

メニューは輝度やコントラストの設定や画面モードの変更など、オーソドックスなものだ

 最近のディスプレーには欠かせないブルーライトカットやフリッカーフリー機能もしっかり備える優等生的な製品であり、1台持っていると様々な場面で便利に扱えるだろう。ただし、本体にスピーカーを内蔵していないため、音声はPC側から再生する必要がある。

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