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5G対応2画面スマホ「LG V60 ThinQ 5G」は使い方が千差万別

2020年04月20日 12時00分更新

ケース装着で2画面に、大きさには注意

 単体でも十分な性能を持つLG V60 ThinQ 5Gだが、本領を発揮するのはやはり専用ケースを装着した時だろう。これを装着することで、LG V60 ThinQ 5Gは同じ6.8型のディスプレーを1枚増やした、デュアルスクリーンスマートフォンとして活用できるのだ。

専用のケースを装着することでディスプレーを1つ増やせるのがLG V60 ThinQ 5Gの最大の特徴。ただしサイズはその分大きくなる

 使い方は非常に簡単で、本体のUSB端子をケースに合わせて接続しながら収納し、スマートフォンの電源を入れたら左右いずれかの端にあるアイコンをタップして、メニューから「デュアルスクリーンON」を選ぶだけ。これでデュアルスクリーンの活用が可能になる。

ケース装着後に左右いずれかの端にあるアイコンをタップし、「デュアルスクリーンON」を選べば使用可能になる

 ただしケース装着時のサイズは、開いた状態で約166.3×177×15.0mm、重量353gとスマートフォンとしてはかなりのサイズ感だ。閉じた状態ではさらに厚みが増すことから、ズボンのポケットに収納するには大きく重いので、鞄に入れるか、用途に合わせてケースの付け外しをするなどした方がよいだろう。

ケース装着後の側面。キー類は一通り利用可能な設計となっているが、厚さがかなり増してしまうのはやむを得ないところ

ケースを閉じた状態。サブディスプレーで時間などの確認が可能だ

 とはいうものの実はこのサイズ、LG G8X ThinQにケースを装着した時のサイズ(約164×166×15mm、331g)と比べ、重量はあるもののそれほど大きく変わっていない。それでいてディスプレーサイズは大きくなっているので、ある意味でコンパクト化がなされているともいえる。

 このケースは360度回転させることも可能で、90度傾けて動画を視聴するなどフレキシブルな使い方ができる。360度完全に回転させてしまえば一時的に片手で持って利用することなども可能だが、その際メインカメラを隠してしまうことから、撮影時はあくまでディスプレーを開いておく必要がある点に注意が必要だろう。

ケースは360度回転が可能なので、さまざまな角度での活用が可能。90度から120度くらい傾ければ、テーブルに置いて動画視聴なども楽しみやすくなる

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