週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

アウトランダーPHEVに見る三菱のSUVに対する考え方

2020年04月13日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 車両協力●三菱自動車

 三菱自動車のアウトランダーPHEVが昨年マイナーチェンジ。イヤーモデル制を執る同社フラグシップSUVの今に触れてみた。

アウトランダーPHEV(393万9100円~、税込)

より一層成熟したアウトランダーPHEV

ダイナミックシールドデザインを採用するアウトランダーPHEV

 現在の2代目アウトランダーは2012年10月から販売開始。コンセントからの充電も可能なプラグインハイブリッド版「アウトランダーPHEV」は翌年1月からの発売。2015年にマイナーチェンジを実施して、同社の新フロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を基にフロントデザインを全面刷新するなど、現在販売するモデルに近いデザインとなった。

モーターと2.4リットルガソリンエンジンからなるアウトランダーPHEVのパワーユニット

 2018年には再びマイナーチェンジを実施。排気量を2.4リッターへとアップしたほか、駆動用バッテリー容量の増大、最高出力の向上、リアモーター出力とジェネレーター出力のアップにより、EV走行時の渡航距離が伸長された。併せて、エンジン発電時におけるエンジン回転数の低減、発電量の適正化、エアクリーナーやメインマフラーの改良により、エンジン発生音の大幅な低減が図られた。

センターコンソールに設けられたS-AWC切替スイッチとSPORTスイッチ

S-AWCはメーターパネルを見ながら切り替える

 アウトランダーは2019年にも仕様変更を実施。アウトランダー(ガソリン車)の四輪駆動車に車両運動統合制御システム「S-AWC」を標準装備としたほか、従来の走行モードである「AWC ECO」「NORMAL」「SNOW」に加え、新たにラフロードでの走行に適した「GRAVEL」を追加させている。なお、PHEVモデルの「S-AWC」は「NORMAL」「LOCK」「SNOW」「SPORT」の4モードを用意する。

圧倒的な収容力を誇るアウトランダーPHEVのラゲッジスペース

ラゲッジルーム右側に設けられた1500Wの家庭用交流電源アウトレット

電源アウトレットは後席にも設けられている

アウトランダーPHEVの電源で、炊飯器やテレビを使うこともできる

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事