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4K解像度でPCとケーブル接続しなくても使えるVR HMD「Pico Neo 2」が国内で発売

2020年04月02日 21時15分更新

 エルザ ジャパンは、Pico Technology Japanと国内における正規代理店契約を締結し、同社のVRヘッドマウントディスプレー(HMD)「Pico Neo 2」の国内販売を行なうことを発表した。4月上旬出荷開始予定で、価格はオープンプライス。

 Pico Neo 2は、PCとケーブルで接続しなくてもVRコンテンツを楽しめる、スタンドアローン型のHMD。両眼での画面解像度は4K(3840×2160ドット)で高精細なVR映像を表示できる。リフレッシュレートは75Hz。

 スマートフォンなどのプロセッサーとしても使われている、クアルコム社の「Snapdragon 845」を搭載しており、無線LAN経由でPCと接続し、VRコンテンツの処理・レンダリングをPC側で行なう「Boundless XR」ストリーミング技術を採用している。

 これにより、VR Ready準拠のPCなどから、SteamVRに対応した4Kコンテンツをワイヤレスでストリーミングできるようになっている。

 ケーブルレスながら6DoF(6自由度)に対応しており、頭の回転や傾きに加えて、高さの上下や奥行きまで感知可能。加えて、240Hzのレポートレートにより短い周期で位置情報を検出することで、高精度なトラッキングを可能にしている。これによりVRゲームなどでもより自由度の高い動きができる。

 また、340gと軽量で、バッテリーを後頭部側へ配置することで重心のバランスを取るなど、装着性の快適さにも気を配っている。

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