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新型BMW Z4は男のロマンも女のロマンも詰まったオープンカーだ!

2020年03月28日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●星野 奏(@hoshino_kanade_) 車両協力●BMW Japan

いいクルマに乗っているという感じを強く受ける

綺麗なお姉さんが運転

 イグニッションボタンを押し、シルキーシックスを目覚めさせていざ公道へ。「ホントにトルクフルでいいですね。乗り心地も固くもなく柔らかくもなく、一言で言えば重厚って感じがします。イイ車に乗っているという感じを強く受けますね」と笑顔。

 筆者は以前GRスープラの直4ターボを試乗したことがあるのですが、それとは乗り味がまったくの別物。GRスープラを「鋭い切れ味が信条」と表現するなら、BMW Z4はしっとりとして重厚。それはM40i専用の電子制御式ダンパー「アダプティブMスポーツサスペンション」の味付けやエンジンの違いが多分に含まれるのでしょうが、BMW車に共通する「重厚かつ剛健で、安心感がある」フィールを受け継いでいることに感心しきり。これもまた星野さんの言うところの「ブランドを選ぶ意味」なのでしょう。

街を走るBMW Z4

 このオトナの乗り味に星野さんは大満足なのですが、いっぽうで「鼻先がまったく見えないんですけれど」というご不満が。「こういった前が長い車って運転したことがほとんどなくて。ちょっと怖いからシートを思いっきり上げたんですけれど、それでも見えなくて。途中で腰を浮かせて運転することがありました。慣れれば平気になるんでしょうけれど、ただでさえ幅が広いのに、さらに自分の車ではないから本当に気が気ではありませんんでした」と振り返ります。

コーナーを曲がるBMW Z4

 シルキーシックスと8速ATの滑らかさは感動の一言。スムーズの極みで言葉一つもでません。でありながら、アクセルを踏めば背中を押されるかのような蹴り飛ばしと、低く轟く排気音でアドレナリンが爆発! 「普段はジェントルマンなのに、服を脱いだらマッチョだったというか。街中は静かだけれど、踏めばイイ音がする。こういう車はこういう音がしないとですよね!」と星野さん、ここでも太鼓判をポン。

街を走るBMW Z4

 そして屋根をオープン。ボタンを押して約10秒後に自動的に屋根が開き、その後なにもしないということに感動する星野さん。「オープンにする時とかって、ロックを外して、とかの儀式が必要だったりしますけれど、このルーフは本当によくできていますね。閉めた時にピッタリとした密閉感も見事です。それに剛性感がある。さすがBMW、さすがドイツ」とオープンカー乗りのチェックポイントを的確にお話されます。屋根が開閉するところは動画もありますので、ご覧ください。

オープンにすると、上目遣いのお姉さまの姿も拝めます

 「ゴルフバッグが2個乗らなかったり、女子にはちょっと重たいステアフィールだったり、室内にもっと高級感があったら文句なしなのですが、いたるところに“さすがBMW”と思わせるものがありました。ホントにいい車ですね。GRスープラも気になっていましたけれど、あちらのトップグレード「RZ」の車両本体価格は690万円で、こちらが835万円。価格差はありますけれど、オープンカーの魅力だったりブランドだったりを考えるとBMW Z4を選びたいですね」

 「一言で言えばオトナに似合うオープンカーですよ。スタイリングはもちろん乗り心地や操作フィールもすべてがオトナ向け。かっ飛ばせるけれど、ゆったりクルージングを楽しませる雰囲気に満ちている。やっぱりBMWって凄いですね」と関心しきりの星野さんでした。

BMW Z4のミラーに映るお姉さま

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星野 奏(ほしのかなで)プロフィール

 

 10月30日神奈川県生まれ。歯科大卒業後に歯科衛生士の資格を取得。いっぽう、車好きなことからレースクイーンの道も志し、2017年「R'Qs triplets」でSUPER GTの表舞台に。翌年はGT500クラス「ARTA」で活躍。2019年はSUPER GT「T-DASHエンジェル」のほか、SUPER FORMULA「YOKOHAMA promotion model」としてサーキットに花を添えた。趣味はアクセサリー作り、ゲーム、ゴルフ、アニメ鑑賞。

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