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ドコモ、「5Gギガホ」のデータ量“無制限”は4Gもテザリングも含む 今後は「負荷を見て」

2020年03月18日 20時30分更新

 ドコモが、3月25日に開始する5Gサービスに合わせて提供する「5Gギガホ」。通信量は月100GBで、それをオーバーすると3Mbpsという内容だが、終了日が現時点で設定されていない「データ量無制限キャンペーン」により、“当面の間”はデータ通信量が「無制限」になるのが話題になっている。

ドコモ「5Gギガホ」の“無制限”は5G網でも4G網でも可
テザリングでも利用可能

 この「5Gギガホ」での無制限について、発表会後の質疑応答では「テザリングでの利用も可能か?」と質問に対し、「特に制限は無い」という回答が得られた。

 あらためて「5Gギガホ」の料金を見ていくと、基本料金は月7650円(以下、すべて税抜)。dカード払いで月170円、3回線以上の複数契約で月1000円、光回線とのセットで月1000円、最初の6ヵ月適用される「5Gギガホ割」で月1000円、それぞれ割引となり、最安で月4480円で利用できる点をアピールする。

 「5Gギガホ」を契約している場合の使い放題の範囲は、5Gの基地局への接続に制限されず、4Gや3Gも含まれる。また、PCや据置ゲーム機を接続するなど、自宅で固定回線代わりに利用した場合は膨大な通信量が発生するケースも予想できるが、そうしたユーザーに制御を加えることはあるかという問いに対しても、特にその可能性は示されなかった。

 一方で、「ネットワーク設備への負荷を見定める必要性はある」(NTTドコモ 吉澤社長)といった発言もあり、これが「当面の間」という表現に繋がっているようだ。そして、今後の利用状況を踏まえながら、無制限を継続するか、異なる施策をするかなどを検討するとした。

 

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