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リモートワークが求められる時代、すぐに確保できるモバイル回線を考える

2020年02月23日 12時00分更新

 新型コロナウイルスのため、自宅作業などリモートワークの需要が高まっている。できるだけ人が密集した場所には行かないようにするため、自宅にこもるのであればインターネット回線が不可欠。しかし、自宅に固定回線を引いていなかったり、さらに別の場所で作業するために至急に回線が必要になったりする場合がある。

リモートワークの指示が入り、すぐに回線が必要になったというケースを考える。比較的契約しやすいのが格安SIMだが、回線速度や別途端末が必要などの要素もある

まずは通信の方法を整理
何をどう使うかで最適なものは変わる

 リモートワークで必要な回線といってもさまざま。リモートワークをするにはPCが主体だろうが、まずはスマホのテザリングが第一選択だろう。普段使っているスマホの通信量が増えれば問題が解決する場合も多い。

 また、テザリングではなく、新たにモバイルルーターを使い始めたほうが便利な場合も多い。モバイルルーターなら、複数人で使うことも簡単で、テザリングのようにそのスマホの持ち主が端末を手に席を外しただけで、取り残された人が回線が使えなくなってしまうこともない。

 さらに昨今の急速なクラウドへのシフトにより、PCでの作業に思いのほか通信量が増えている状況もあり、本格的にリモートで作業を始めたら一気に足らなくなってしまったというケースも考えられる。

 その一方で、今回の問題はいつ収束するかわからない。これから長期化する可能性も、季節の変動などで収束する可能性も両方ありえる。仮に長期化したとしても、会社が環境を提供するなどして、せっかく契約したモバイルルーターが不要になる場合も考えられる。

 であれば、基本的には大容量ですぐ使え、かつ簡単に止められる回線が適しているのではないだろうか。

 今使っているスマホのプラン変更をして通信量をアップしてもいいが、切り替えたとしても切り替わるのは翌月から。追加チャージは割高なので、今すぐ大容量が必要となった場合は新たに回線を契約することが有利な解決法となる。

最近のiPhoneやiPadならeSIMを使えば
今すぐ容量アップが可能

 今すぐ、そして店にも行かずにすぐ必要な場合に便利なのはeSIMでデータ通信を契約すること。国内で普通に使えるeSIMはIIJmioの「eSIMプラン」で月6GBが1520円(以下、すべて税抜)。最新と1世代前と最新のiPhone/iPadやPixel 4、最新のSurfaceなど一部Windows機で利用でき、オンラインで申し込みすればすぐに使えるようになる。

1世代前のiPhone/iPadではeSIMを搭載しており、契約は簡単。現時点での選択肢はほぼIIJmio一択だ

 ただし、残念なことにキャンペーンが終了しており、現在は初期費用として3200円がかかるほか、IIJmioの料金制度から、月の途中で加入した場合のデータ容量は日割りになる。このタイミングで契約した場合はその月の通信量が2GB以下ということにもなるので、今すぐ大容量が欲しい人には適さない場合もある(月3100円の「データオプション20GB」を契約すると、当日から20GBの追加が可能)。

モバイルルーターを使うなら
玉石混淆の再販系大容量プランが有利か!?

 次にモバイルルーターを使う方法。今すぐ回線が必要な人向けには、テレビCMやネット広告がされている月間100GBや容量制限なしで月4000円ほどのレンタルモバイルルーターがある。「○○Wi-Fi」などという名前がついていることが多いサービスだ。

 各社、サービスの提供方式や利用ネットワークはさまざまで、中身はソフトバンク回線の再販という仕組みもあれば、日本でも海外でも利用でき、国内では3キャリアのすべてのネットワークが使えるというものもある。

 大容量を比較的安価で使え、しかもモバイルルーターまでセットとなれば便利だが、問題は契約期間。全部ではないが2年契約などとなっていて短期で解約すれば高額の違約金がかかるものも見られるため、短期利用には向いていない。また、セットのモバイルルーターでの利用が前提で、SIMだけでは使えないものもある。

 ただ、サービスは本当にさまざまなので、なかには違約金なしの短期間利用OKというものやSIMだけの提供というものもある。そして、一番重要な回線品質の問題もあるので、事前に評判などをよく調べて、利用シーンに合ったものを選ぶ必要がある。

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