毎日愛用のAirPods ProとApple Watch
怖いのは……「破損」!
いま筆者が激しく活用しているApple製品が2つある。「AirPods Pro」と「Apple Watch」だ。
AirPods Proは発売後即完売。Apple公式サイトで予約し、約1ヵ月待ちでようやく入手できた。ここで多くは語らないが、使いやすさと性能の過不足のなさには普通に驚いた。いくつかの完全ワイヤレスイヤホンを試してきた筆者だが、AirPods Proはその中でも完全にベストスリーの一角に入る製品であると思っている。
そしてApple Watchだ。こちらはすでにスマートウォッチのデファクトスタンダードと言える存在となっている。筆者はモバイルSuicaを利用した改札ラクラク通過&オートチャージを駆使しつつ、自動計測される歩数や消費カロリーの変化を眺めては一喜一憂する毎日を送っている。
AirPods ProもApple Watchも、使い始めるとすぐに筆者にとっては手放せない愛用品と化したのだが、同時に心配事もむくむくと持ち上がってきた。それは「破損が怖すぎる」こと。いずれの製品もそれなりに高額であり、入手にも苦労した。とはいえ、毎日身に着けて使わなければ単なる“持ち腐れ”だ。もちろん修理は可能だが、今度は使えなくなる日々が発生してしまう。
そんな逡巡する筆者を見かねたのか、あるとき編集者から「そんな杞憂を吹き飛ばすブツを見つけたので送ります」と連絡があった。ということで今回紹介するアイテムは、AirPods ProとApple Watchをそれぞれ守ってくれる「UAG」ブランドの耐衝撃ケースと、そんなケースに似合うバンドだ。なお、UAGは「URBAN ARMOR GEAR」の略称。UAGは南カリフォルニアで設立され、主に耐衝撃機能を有するモバイルケースを開発しているブランドだ。独特なデザイン性と耐衝撃性、使いやすさを備えた商品は世界で広く人気を集めている。
AirPods Proは本体よりもケースを大事にせよ!
……と筆者は声を大にして言いたいのである。使用中のAirPods Pro本体は耳の中に納まっているわけだから、外部からの衝撃で破損することは考えにくい。またこれまでの経験上、本体をポロリと落としても、傷は付くが使用不可になるような破損はなかなか生じない。
問題なのはケースのほうだと見ている。具体的には「カバンからケースを取り出す際に落として破損」するのが怖い。ケースの落下先は硬いアスファルトやコンクリートだ。生半可なケースでは守れない。本体充電をケースに依存している以上、ケースの破損は致命的と言える。
そこで今回試すのが、編集者から雑に送られてきても大丈夫なUAGブランドのAirPods Pro用ハードケース「UAG-APPROH-BK」である。
UAG-APPROH-BKは、AirPods Proのケース全体を丸ごと覆うハードケースだ。アメリカ国防総省が定めた試験法規格「MIL-STD-810G, Method 516.6 Procedure IV」をクリアし、その認定を受けている。具体的には高さ約122cmから、26方向(8角、12稜、6面)の落下試験をパスする性能だ。要は人間が落としがちな1mぐらいからの高さではビクともしない強靱さを誇るということだ。もちろん防水・防塵仕様。IP65相当で、ケース開口部分とケース下面の充電ポート用開口部からの水分やホコリの侵入を防ぐ。
ケース開口部は強固で密閉感があるのと同時に、開けやすくなっているのも特徴だ。側面のボタンをピッと押下すればワンタッチでフタが開く仕様になっている。また先ほど触れたが、本体下部の充電ポート開口部を経由することで、UAG-APPROH-BKを装着したままLightningケーブルを接続して充電できるうえ、ワイヤレス充電も可能となっている。強固な防護仕様と同時に、使いやすさも備えているのだ。
カラビナが標準で添付されているので、カバンのやズボンのベルトループなどに引っ掛けて持ち運ぶこともできる。実際にカバン(ウエストバッグ)のベルト部分に引っ掛けてみた。この持ち運び方は思った以上に利便性が高い。勝手にケースが開いてしまうこともないし、耐衝撃性能を備えているから壁などにこすったりしても問題ない。
AirPods Proのケースを取り出すたびにカバンの中をゴソゴソするひと手間がなくなるのもありがたい。そしてなにより、落として破損する確率が激減した安心感は何物にも代えがたいというものだ。なお、よりソフトなシリコーンケース「UAG-APPROS」シリーズもラインナップされている。そこまで本格的な性能はいらないよ、という人はこちらがおすすめだ。
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