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au、自動車の残価設定型ローンにより近づけた「かえトクプログラム」を開始

2020年02月17日 14時42分更新

 KDDIは17日、5G時代に向けた端末販売モデルとして、「かえトクプログラム」を2月21日より開始すると発表した。

auは新たなスマホの販売方式として残価設定型の「かえトクプログラム」を導入

あらかじめ2年後の残価を設定 端末価格との差額を24回払い
自動車の残価型ローンに近い形で導入する

 この「かえトクプログラム」は、自動車の残価設定型ローンと同じく2年利用後の買取価格があらかじめ設定されている。そして最初の2年は、本体価格とこの買取価格の差額分を24回分割で支払う。

23回の支払い後に端末を返却すると、残価の支払いは不要に

 23回支払い後はこの買取価格で端末を返却(下取り)が可能だが、もしその端末を使い続けたい場合は残価分を一括、もしくは再度24回分割払いで支払うことも可能。また再度の24回払いの途中で端末を返却した場合も、その時点での残債が免除される。プログラム料は無料。2年に達する前、12ヵ月以上の利用後で適用することも可能。

そのまま使い続ける場合は残価分を24回で分割しての支払いも可能。支払い途中で端末を返却すれば、その残債は免除される

 発表会では、今回発表された「Galaxy Z Flip」での例も示された。Galaxy Z Flipの価格は税込で17万9360円。2年後の残価はその約33%の5万9760円で、差額の11万9600円を23回払いで支払う(5200円×23回)。また、iPhone 11の場合は、端末価格は9万720円、残価は約41%の3万6785円で、実際の支払いは5万3935円(2345円×23回)。iPhoneの方が2年後の価値をより高く見積もっていることが想定できる。

 この残価の設定については、これまでのノウハウに基づくものとし、より実勢に近い価格にすることで、Android/iPhoneを問わずに同じプログラムを適用できた形となる。

 

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