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テレワークを推進

ワークスペース検索アプリ「Dropin」の実証実験を本格開始

2020年02月10日 18時18分更新

  NTTコミュニケーションズは2月7日、近隣のワークスペースを検索できるサービス「Dropin(ドロッピン)」について実証実験を本格化し、トライアル利用者およびワークスペース提供店舗の募集を開始すると発表した。

 Dropinは、近隣の一時利用できるカフェや、コワーキングスペースなどを検索できるアプリ。公衆無線LAN(Wi-Fi)や電源の有無で絞り込んだり、空席状況を確認したりすることも可能だ。予約や決済もアプリ上で完了できる。

 本実験は、2019年12月よりジェイアール東日本フードビジネスが運営する「BECK'S COFFEE SHOP」「5 CROSSTIES COFFEE」の一部店舗において限定的に実施したトライアルの結果を踏まえ、より幅広く参加者を募るだけでなく、新たにワークスペース提供店舗の募集を開始するもの。

 実施期間は同日から3月31日まで、場所は東京駅・四ツ谷駅・品川駅・渋谷駅・横浜駅・松戸駅・池袋駅・五反田駅の周辺エリアで、その他のエリアも順次追加予定。募集対象者は、実証実験期間中に店舗利用が可能なiPhoneユーザー(アプリがiOSにのみ対応のため)。テストユーザーに参加を希望する場合、dropinの公式サイトから参加申し込みアンケートに記入すると応募できる。

 同社は今後の展開について、コワーキングスペースや貸し会議室などを提供する事業者と独自に提携し、ワークスペースの選択肢を増やしていくとしている。また、アプリ内決済や法人向けの一括請求支払に対応することで、キャッシュレスでよりスマートに利用できるようにする予定だ。なお将来的には、AIやセンシングなどの最新技術を活用し、混雑状況や利用者の好みに適したワークスペースをレコメンドすることや、利用者同士がつながるコミュニティ機能を提供することも検討している。

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