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開場前から100人以上の列!Threadripper 3990Xの国内発売も飛び出した「なんばDIY祭り2020」レポート

2020年02月03日 11時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

 2月1日、大阪・難波御堂筋ホールにて、パソコンメーカーやショップが一堂に会する「なんばDIY祭り2020」が開催された。なんばDIY祭りは、昨年2月2日にTKP大阪難波カンファレンスセンターにて開催され、今回で2回目となる。参加メーカー&ショップは40社と、昨年の24社を超え、会場も大きくなった。

 昨年、開場前からかなりの人が並び大盛況だったため、今年の期待感も高かったが、イベント開始前は、今世間を騒がす新型コロナウイルスの影響による、不安感も高かった。大阪は、数年前より格安航空会社の利用客が増加、大阪・道頓堀や京都の街並みに中国の歴史ある都市と雰囲気が似ている、という理由で中国人が増加している。そのため、実際に大阪では、マスクをしている人が多く、イベント告知時には「感染症予防のためスタッフはマスク着用での運営、入場口にはアルコールの設置をさせていただきます」とアナウンス、来場者の方へもマスク着用、アルコール消毒、手洗いの協力を呼び掛けていた。

 しかし、そんな不安もどこ吹く風か、当日は開場予定30分前から列が出来、100人を超えるお客様が集まった。そのため、昨年同様にやや早めに開場。

昨年の会場は、やや駅から離れていて、日本橋とも距離があったが、今年はなんば駅直通という好条件の立地に

開場40分前の様子。この後もどんどん人が増えていった

自作er必見!往年のCPU「Celeron 300A」のペーパークラフトがもらえた

 混雑を予想して、開場1時間前に訪れた筆者が、まず目に止めたのがTSUKUMOブース。筆者の年代では、噂程度しか聞いたことがなかった、Intel製CPU「Celeron 300A」の原寸大ペーパークラフトが、TSUKUMOまたはシミラボブースに訪れるともらえるという。

TSUKUMOブース

TSUKUMOブース横に設置されたシミラボブース。オーバークロッカー清水貴裕氏が、今回も極冷のオーバークロックを披露した

Celeron 300Aのペーパークラフト、一見するとペーパークラフトには見えない出来。懐かしいと思う人も多いはず

 Celeron 300Aは1998年に発売され、従来のCeleronと異なり二次キャッシュを内蔵し、オーバークロックすることでPentiumⅡの最上位に迫る450MHzの動作を安価に実現できると話題となった。そんな懐かしのCPUを自分の手で蘇らせられる、ということで注目を集めた。実際に中身を見せてもらったが、なかなか複雑そう……これは作りごたえがありそうだ。

表紙には高難易度、上級者向けの文字が。CPUクーラーの脱着が可能というコダワリの一品

パーツが細かくとてもコダワリを感じる。難易度はともかく作った時の達成感は高そうだ

 そのほか、TSUKUMOブースでは、昨年の11月に発売されたばかりのAMD「Ryzen Threadripper 3970X」に加え、NVIDIA「GeForce RTX 2060」、32GBメモリー、1TB SSD(Gen4 NVMe)を搭載したクリエイター向けPCも展示。

価格が税別50万500円となる「WA9A-G200/WT」

基本構成や価格は上記のとおり

CINEBENCH R20のマルチコアの結果は17169と高い。32コアであるRyzen Threadripper 3970Xのタスクマネージャーは圧巻だ

 また、コミックマーケット97のオリジナルグッズ受注販売も行なっており。開場後は多くの人が集まっていた。

ツインテールのアクリルスタンドが檄カワイイすぐる。ミクの部屋を再現したB2タペストリーもイイ感じ。コンパクトミラーやマグカップもイイね。ファンにはたまらないグッズが目白押しだった

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