e-Sportsで優勝するためにエナドリを飲むのがトレンド
e-Sportsで優勝したい……! そんなあなたのゲームライフにエナジードリンクを潜影蛇手することをおすすめするわ……。
エナジードリンクといえばレッドブルとモンスターエナジーというイメージがありますし、実際そういう傾向があるようです。エナドリは飲むと元気になるといいますけれど、集中力も高めたい、持続力もほしいじゃないですか。そういうニーズにアジャストしているドリンクはないものか!
イエーイ、そこでe-Sportsです! ゲームといえば集中力を高めるためにドリンクを飲みますよね。そんなイメージありませんか。そうでもない? そうだということにしてください。
今回は「e-Sports」向けを志向したと思われる、国産のエナジードリンクを3本飲んでみます。エナドリ文化が日本よりも強い欧米諸国ですら、レッドブルとモンスターエナジーの強さが圧倒的。しかし、ここにきて国産エナドリが続々と発売。2020年は巻き返しを見せるのかもしれません。
飲むのはASCII編集部のエナジードリンク番長・スピーディー末岡と、アスキーグルメのモーダル小嶋です。
500mlの大容量でうれしいサントリー「ZONe」
まずはサントリー「ZONe」。とにかく、ケースがかっこいいです。まるでゲーミングPCのようで、わかっているな、と思いますね。パッケージから開封するとテンションが上がるので、これは、箱買いしてほしいなあ。価格は1本230円前後(1缶500ml)。
気になるのは「β Ver.0.8.5」という表記です。この飲料、まだベータ版ということなのでしょうか? これからどんどんバージョンを重ねていくのかしら。ブラッシュアップしていくエナジードリンクというのも、ゲームタイトルみたいで、おもしろいではありませんか。
サントリーのエナジードリンクは、炭水化物、糖類が多い傾向がありますが、ZONeもその例に漏れません。また、パラチノースが入っているのもトレンドです。ゆっくりと分解される性質を持ち、血糖値が急激に上がらないため、インスリンの急な放出や、血糖値の急落を抑えられ、持続性のあるエネルギー供給ができるとされています。まさに長時間のゲームプレイにもってこい。
味としては……やや甘めのエナドリといったところでしょうか。後味にすこし独特のクセがありますが、基本的にはベーシックな味わいです。しかし、500mlは多い気がしますよね。それを加味してか、炭酸は弱め。とにかく量が飲みたい人、一気に飲み干すよりかはゆっくり飲みたい人向けかも。
FPS専用のエナドリ「eNERGY HACK」
これを飲めばエイムもうまくなる?
続いては様々なコラボグッズを手がけるBrastaから登場した「eNERGY HACK」。プロゲーミングストリーマー集団「父ノ背中」の“けんき”さんプロデュースのエナジードリンクです。30本セットで8100円(1缶250ml)。
缶には「FPSゲーマー専用のエナジードリンクです」とあります。こんな用途限定のドリンクもめずらしい。「ENERGY」ではなく、「eNERGY」と表記されているのは、「esports+ENERGY」の意味合いが込められているそうな。
栄養表示を見ると、カフェインが多めです。FPSゲーマーといえば冷静な判断や、正確なエイムが求められるわけですが、集中力を高めるにはカフェインが必要という判断なのでしょうか。ニコチン酸アミドは皮膚や粘膜を正常にたもつ働きや、血行をよくする作用が期待できるそうです。
甘めに仕上げた、典型的なエナドリ味。すこし酸味がありますが、エナドリとしては典型的なフレーバーでしょう。苦手でなければ、違和感なく楽しめるはずです。でも、FPS専用となっている理由は、飲んでもわかりませんでした……。
苦めなのは持続力の証かもしれない「e3」
大塚食品の「e3」。「BRAIN SPORTS DRINK」をうたい、「圧倒的な集中力を武器に、ハイレベルな頭脳戦を繰り広げるeスポーツプレイヤーと共同開発した」としています。価格は1本180円前後(1缶240ml)。
「速攻と持続」がテーマだそうです。ブドウ糖とパラチノースの2種類の糖の甘みに、苦みのフレーバーなどで後味をスッキリさせたことが特徴だとか。ブドウ糖が速攻でエネルギーになるということなのかな。パラチノースにはさきほど述べたような「持続」の効果があり、長時間の戦いを控えたゲーマー向きといえるかもしれませんね。カフェインはZONeやeNERGY HACKと比べれば控えめです。
味としてはグレープ系(を模したフレーバー)ですが、苦味が特徴ですね。ちょっとクセがあるテイストとはいえるかもしれません。大塚食品らしい、清涼飲料水とはすこし離れた、独自の味付けで差をつけています。
というわけで、e-Sportsの鍛錬に励みたい人、ゲームで他人に差をつけたい人は、今回紹介したエナドリ3本を検討してみてはいかがでしょうか?
モーダル小嶋
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。編集部では若手ともベテランともいえない微妙な位置。一人めし連載「モーダル小嶋のTOKYO男子めし」もよろしくお願い申し上げます。
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