真相はKADOKAWAの闇の中に……
Windows大好き加藤兄。10子ちゃんのコスプレが趣味 |
編集者は仕事柄、出張が多いんです。もちろん取材のため。これは、海外出張に行った当時の編集長のお話。
ITガジェット大好きなE編集長。編集長のタイプによってそれぞれですが、E編集長は自ら海外に飛びまくる人でした。そのときも取材のために海外に行くと伝え、現地レポートだけでなくおみやげに期待する編集部員たち。意気揚々と送り出したのでした。
E編集長が海外出張に行ってから1,2日経過したとき、事件が発生しました。なんと、海外出張に行ったはずのE編集長を編集部の最寄り駅で発見。思わず「アンタなにしてんですか!」と編集長にむかって駅前で叫びましたよ……。
当時は初台に編集部がありました。いまは飯田橋 |
結局、なぜ海外出張に行かずにサボったのか真相は不明。詳細は「月刊アスキー」で書かれているそうです。どの号だったかは不明。つまり、真相は不明。闇の中。KADOKAWAの闇。ちなみに、そんなやらかしたE編集長は今年で還暦。おめでとうございます(いい話ふう)。
豪快に買い物 後悔して泣き言
オーディオ大好きコバQ。聞こえる音はすべてハイレゾ化(本人談) |
編集者は貧乏なんです。人並みにお給料はもらえますが、そのほとんどを趣味(おもにガジェット)に費やしています。
アスキーには金遣いが荒い人が大勢いるんです。それこそジサトラのイッペイさんをはじめ、物欲が高すぎるあまり、購入を検討する前に「とりあえず買おう!」という人ばかり。趣味が仕事につながっている人が多いということは良いことだとは思うんですが……。
この社風というか、風習は入社した頃(20年前)から続いていまして、それはもう飛び抜けた人がいたんです。PCや携帯(当時のガラケー)だけでなく、エレキギターなど「電気が流れるモノ全部好き!」という編集部員がいました。
生きるために食費は確保していたようですが、食費以外のお金はすべて買い物に。レストランのメニューにPCなどが並んでいたら「右から左まで全部くれ!」というような人です。人間は生きるためには食費以外にも確保せねばならないんです。そう、家賃です。
忙しい時期だと、家に帰るヒマすら惜しくなるほど。今でこそ無くなりましたが、徹夜で原稿を書き上げる人も大勢いました。そんな中、物欲にありふれたとある編集部員は「もしかして……会社に住めばいいんじゃないか?」という誰も辿りつけなかった答えに到達。いそいそと自宅から衣服などを会社に持ち込み、挙げ句の果てには住所変更までしてしまったのです。
どの会社でも人が住むと怒られますよね |
無論、会社の偉い人からこっぴどく叱られていました。住所変更をした際に、役所から会社に電話があったことで発覚。数日間は会社に寝泊まりをしていたようで、偉い人も怒りつつも呆れ顔。その編集部員もしぶしぶ会社から引っ越し(意味不明)、普通の人同様の生活に復帰できたとのこと。しかし、すぐには引越し先が見つからず、しばらくはほかの編集部員の家に居座っていたそうな……。
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