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アスキー編集者が語る「やらかしちゃった」7選

週刊アスキー「七つの大罪」関係者が暴露 あのサングラスの元ネタも?

2016年07月06日 17時00分更新

「まるで別人に」のサングラスおもしろ画像の元ネタ

アスキーやらかしちゃった7選
自作PC大好きカクッチ。ニコ生に出るたびに「男色」コメントで溢れかえる

 「ネットでよく『おもしろ画像まとめ』みたいなのあるじゃないですか。当時は多少の“おふざけ”で作った記事がいまでも読まれてるってすごいことだと思いますよ。」と語るのはジサトラのボス カクッチ。

 約10年前の話。ネットプライスが提供していた「週アスバザール」(現在は終了)の紹介記事で某サングラスメーカーの商品を扱ったんです。週アスってよくも悪くも“斜に構えている”のが特徴で、ド直球で紹介するのではなくひと癖加えて記事にしています。とくに昔はいまでは想像つかないくらいでした。

 商材はITガジェットとは程遠いサングラス。そんなサングラスをどうにかいじれないか……そこで導いた答えが「まるで別人に!」という見せ方

アスキーやらかしちゃった7選
画像のキャプションには「アキバ系男子がジャ○ーズに!」みたいなことが書いてあります

 言うまでもなく、当事者は別人。どちらも編集部員。右側のイケメンな編集部員は、想像がつくと思いますがジサトラ カクッチなんですよ。本当は当時の記事をママ貼り付けようと思ったんですが、現物が見当たらず……。気になる人は「週アスバザール サングラス」とかで検索すると幸せになれます。

会社のトイレも用を足すところです

アスキーやらかしちゃった7選
アブないこと大好きACCN。仕事も人生もリスキー

 まさにリスキー局員を体現するかのような人生を歩むACCN。そんなACCNですら引くほどの編集部員がいたんです。

 リスクに人生をかけているACCNですが、実はきれい好き。というかハマったことに対しては完璧主義。だからきれいさも求めるんです。あとフィルム貼るのめっちゃうまい。うまいっていう言い方すら失礼なレベル。そんなACCN曰く「あいつはヤバイ」と。

 先ほども書きましたが、忙しい時期は徹夜することもありました。2,3日帰れないなんてことも……。編集部は男性比率が圧倒的に高いものの、女性編集者ももちろん在籍。つばささんやナベコさんたちのことです。念のため。

 中でも、女性はとくにニオイに敏感。まったく家に帰らず、風呂にも入らないと臭うのは男性の必然。致し方ないことです。そんなとき、当時在籍していた女性編集部員から「ねぇ、さすがに臭うよ」と告げられたとある男性編集部員。

 さすがに面と向かって言われて傷ついたのか、トイレに駆け込んだそうな。トイレには石鹸があるので、石鹸を使ってニオイをある程度改善したのかと思いきや……。

アスキーやらかしちゃった7選
いざというときはシャンプーの代わりに食器用洗剤!?

 トイレから聞こえる「うわああああ!」という声。急いでほかの編集部員が安否を確認しにいくと、そこには石鹸ではなく、給湯室に置いてある食器用洗剤で髪を洗っている姿が。

 よっぽど傷ついて気が動転したのか、トイレを泡だらけにしていたそう。無論、髪の毛もパッサパサに。しかも石鹸のいいニオイではなく、洗剤の独特の香り。体臭ではないけど、鼻につく香り。まさにふんだり蹴ったり。さらにその後に打ち合わせに行くという……。

 その男性編集部員は、予想どおり髪の毛がひどく痛み、坊主頭にすることになったようですよ。ACCNもリスキーな生き方を繰り広げていますが、いくらニオイを防ぐからって食器用洗剤で髪の毛を洗うことは一生ないと断言。清掃員の人にも大変迷惑をかけ、後日「トイレは綺麗に使いましょう」という張り紙が貼られたとのこと。

想定外の使用は必ずメーカーに許可を取ってから

アスキーやらかしちゃった7選
お昼寝大好きムラリン。口を開けて寝るのが得意

 週アスだけではないと思いますが、流行の行事があるんです。例えば開封の儀。新製品が発売したら、開封作業の模様を記事にします。

 約20年前、とある家庭用ゲーム機が発売されました。当時の週アスでは「新製品を分解する」ということがある種恒例行事となっていて、発売されたばかりのゲーム機も例外なく分解されました。

アスキーやらかしちゃった7選
ゲーム機は遊ぶためのモノです。分解するためのモノじゃないです

 もちろん、その分解の様子は当時の週アスに掲載。「うおー、すげー!中はこういう仕組みなのか!」と編集部員一同で感動しつつ、ドヤ顔で紙面に掲載。やってやった感満載で掲載したところ、該当号発売直後に家庭用ゲーム機のメーカー様から電話が。

 「とんでもないことしましたね! あのゲーム機には未特許の技術が入っていて、それを週刊誌で許可もなく掲載するなんて!」というお叱りの電話。その後、当時の編集長や担当編集、会社の偉い人含め全員スーツで謝罪に行ったそう。ちなみに、編集部員がスーツ姿のときは撮影用の衣装か、メーカー様に謝りに行くときくらいです。うつむき顔でスーツ姿の編集部員を街中で見かけたら察してください……。

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