24型画面で読む「週アス」は、紙よりデカくて読みやすいのです。ニヤリ |
週刊アスキーはデジタル化で最強になりました!!!!!!!!!!!!!!
はい。これ去年3月でした。ここまではよかった。業界にも先駆けた。最強余裕でした。ベストバイ、ジサトラ、「レディ・ハニカム」「カオスだもんね!」が読める。最強間違いなし。でもどのアプリで読めばいいのか不明だった。本当すみません。
というわけで本日は、最強の雑誌を読むべき、最強のサービスを紹介したい。いま流行りの定額制雑誌読み放題サービスだ。
雑誌好きならdマガジン一択
3大キャリアだとNTTドコモ「dマガジン」(月額432円)、ソフトバンク「ブック放題」(月額540円)、KDDI「auブックパス」(月額607円)がある。雑誌の品ぞろえはドコモ160誌、ソフトバンク130誌、KDDI220誌でKDDIが有利だ。
しかしお勧めはdマガジン。理由はコストパフォーマンスに優れているから。月額料金が安いのに、有名雑誌をしっかり獲得しているのでお得感が非常に高い。
dマガジン |
週刊文春、週刊新潮、anan、andGIRL、ベストカー、週刊ファミ通などなど他社にはない雑誌が30誌以上そろい、最大1年ぶんのバックナンバーを含めて1000冊以上読み放題。これが何を読んでも月額432円。普通に月刊誌1冊でもとが取れる。
もちろん週刊アスキーも読めるよ、やったねー!
おまけにキャリアを問わずに使えるので、“お父さん”なわたしも使える。そんなわけで「dマガジン」の初回31日間無料会員になって雑誌を読んでいるのだが、使うほどにコスパがヤバいことに気づかされる。安すぎてちょっと心配なくらいだ。
dマガジンで読める雑誌の一部。めっちゃ多い |
PCで読めるのが最高オブ最高
アスキーとして推したいのはPC対応。めっちゃいいのがスマホ・タブレットで最大5台まで、それに加えてPC1台で使えること。特にPCで読めるのが最高オブ最高。スマホの場合は専用アプリ、PCの場合はウェブブラウザーで読める。
なぜPCで読めるのがいいかというと、単純にディスプレーサイズが大きいから。見開きで読むなら解像度1920×1200ドットくらいは欲しい。雑誌は見開きのレイアウトをぱらぱら見ていくのが楽しいのだ。
最強の雑誌・週刊アスキーを見てみよう。
わかりづらいが見開き表示でも読める! |
ふふふ……。読める、読めるぞ!見開きでもしっかり読めるのがおわかりいただけるだろう。便利だけど細かすぎて読めないと評判の比較表もしっかり読める。
細かすぎると評判の比較表 |
読める!PCのディスプレイ解像度がちょっと足りないが…… |
こうしてdマガジンを読んでいる会社のPCはディスプレイサイズにして24型。全画面表示にすれば、A4変形サイズの紙版「週刊アスキー」よりも“大きく”なり、あらゆる記事が読みやすくなるのだ。これが最強というものだよ!
もちろん紙じゃないので裏写りもなく、乱丁・落丁もない。インクの乱れもなければ、コーヒーカップを置いて輪じみができることもない。写真もきれい、長文記事も白背景があざやかなので読みやすい。
「カオスだもんね!」も見開きで読める |
目次(左側)からジャンプできるのが便利 |
ついでに言うとタブブラウザーでdマガジンを開いていると、作業・仕事をしながら息抜きでぱらぱら雑誌が読めて最高だ。雑誌からメモをとったり、気になった製品の価格を別のタブで検索したりすると未来感がある。
なおdマガジンPC版の対応ブラウザーはInternet Explorer 11.0以上、Firefox 42以上、Chrome 45以上に加え、Safari 8.0以上も入っていてありがたい。
タブレット、2-in-1でいえば、iPad Air 2(9.7型、2048×1536ドット)もしくはSurface Pro 4(12.3型、2736×1824ドット)あたりがいいかもしれない。理想的には12.9型のiPad Pro(2732×2048ドット)を2つ折りにしたい。
昔の週アス、PC版dマガジン、iPhone版dマガジンを並べてみた |
昔の週アスと目次ページを比較。PC版のほうがでかくて読みやすい |
読書風景。そんなに重くないのでタブ開きまくっても大丈夫 |
アプリ版はクリッピングが便利 オフラインでも読める
一方、アプリ版は機能がおもろい。
注目記事がわかる「おすすめ」「ランキング」は電子ならでは。「芸能・エンタメ」「IT・デジタル」など14種類に分かれた記事ジャンルごと、複数の雑誌を横断して読んでいけるのが楽しい。ニュースアプリを見ているようなイメージだ。
スマホでは短めの記事をシャッシャカたくさん読みたいほうなので、この機能がしっくりくる。ネットの記事だとアクセスランキングなんかがあるけど、雑誌の場合は目次しか見るところがなかったので「あーなるほど!」という感じがした。
全雑誌から人気記事をピックアップ。ワイドショーっぽくて面白い |
クリッピング機能もなかなか便利だ。
また読むかも、と思ったページをdマガジン内に保存しておける。週アスでいえば、新製品横並びレビューとかスペック比較記事をクリッピングしておくと、買い物に行くとき便利。出張前に「東京ウォーカー」全国版のグルメページをクリッピングしておいたり、使い道は多そうだ。
クリッピング機能。気になったページをアプリ内に保存できる |
もう1つ素晴らしいのは、設定画面から雑誌を丸ごとダウンロードしてオフラインで読めること。スイスのバーゼルワールドを取材したとき、12時間のフライトで素晴らしく重宝した。トンネルの多い新幹線でも使ってニヤニヤできそうだ。
使い方が簡単なのも好感が持てる。画面を押しつづけると拡大ボタンが出てきたり、画面を2回つんつんつつくと実寸表示されたり。“2本指でスワイプ”みたいなカタカナが出てこないので、初心者にもお勧めできる。
僕と契約して雑誌少女になってよ
個人的な使い方としては、
(1)電車を待ってるときiPhoneでランキング上位の記事とかニュースを斜め読みする。占いページとかもここで読む
(2)出勤直後や休憩時間に会社のPCで長文記事をじっくり読む。特集とかインタビュー、マンガをここで読む
(3)うちに帰ったらMacで読む。AirPlayでテレビにレシピの記事を表示してお料理。(Amazon Fre TVを使っております)
という3場面で便利に読んでいる。
特に(3)は、奥さんも「これはいいかも」と認めていた。ただ家のPCがMacBook Airでディスプレーサイズが足りないのが悩ましい。この機会にiPad Air 2買おうかなとも思ってしまった。
うちではAmazon fire TVでテレビにミラーリング。レシピを見るのに便利 |
iPad miniで優雅に……。解像度低すぎィ! iPad Air 2が欲しい |
長くなったけどdマガジンはほんと雑誌最強。これで月額432円というのがやばいというかトップの余裕を感じた。
ついでにドコモは「今なら新規契約者に総額100万円分のdポイントが当たる!」みたいなキャンペーンをやっていて商売がうまい。わたしはこのまま契約更新しそうな気がしており、ついでにポイント当たんねーかなと願っている。
hulu使いはじめてから定額制サービスに抵抗がなくなっているので、きっとそのまま流れで契約するだろう。これでアスキーも読み放題だ。読者のみんな、僕と契約して雑誌少女になってよ!こんなオチですいません。
以上、リョゥべぇでした |
盛田 諒(Ryo Morita)
1983年生まれ、記者自由型。好きなものは新しいもの、美しい人。腕時計「Knot」ヒットの火つけ役。一緒にいいことしましょう。Facebookでおたより募集中。
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