レノボはドイツのベルリンで開催される“IFA 2015”直前のカンファレンスにて、インテル第6世代Coreを搭載した最新ゲーミングPCやゲーミング周辺機器を発表した。
ideapad Y700
15.6または17.3インチ液晶ディスプレーを搭載したゲーミングノートPC。2015年10月に米国で発売する予定で、価格は949ドル(約11万4100円)から。15.6インチのみ最大で3840×2160ドットの4K解像度を選択できる。CPUは第6世代Coreのi7または第6世代APUのA10を採用。グラフィックはNVIDIA GeForce GTX960MまたはAMD RADEON R9シリーズを搭載する。メモリーは最大16GB(DDR4)、ストレージは最大1TB HDDまたは512GB SSDなどから選べる。OSはWindows 10 Home。
本体の色は従来のゲーミングノートPCと同じく黒を基調とし、一部赤を採用。キーボードのバックライトも赤いLEDを使用する。通信機能はアンテナが2×2のIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.0。有線はギガビットLAN。そのほかのインターフェースはUSB3.0×2、USB2.0、HDMI出力、4-in-1メディアカードスロットほか。また、JBLの高音質ステレオスピーカーとサブウーファーを備え、Dolby Home Theaterが利用できる。
本機はインテルの“RealSense”に対応した3Dカメラを搭載したモデルも販売される。同社は3Dカメラ対応ゲームで、今までにないゲーム体験が楽しめるとしている。
サイズは15.6インチモデルが387(W)×277(D)×25.95(H)mm、重量が2.6kg。17.3インチモデルは423(W)×305(D)×27.95(H)mm、重量が3.5kg。
ideacentre Y900/Y700
同社はゲーミングデスクトップPCのideacentre Y900/Y700も発表。どちらもCPUは第6世代Coreのi7を採用。OSはWindows 10 Home。販売は2015年11月に米国で展開する。最安モデルの価格はY900が1599ドル(約19万2000円)、Y700が999ドル(約12万円)。グラフィックはY900がGeForce GTX980、Y700がGeForce GTX970を搭載。メモリーはY900が最大64GB、Y700が最大32GB。ストレージはM.2接続の256GB SSDや2TB SSHDなどから選択できる。
本体のケースは半透明のサイドパネルをプッシュレバーで簡単に開くことができ、メンテナンスも容易に行なえるとしている。
さらに、同社は7.1chバーチャルサラウンドヘッドセットやゲーミングマウス、ゲーミングキーボードなどを用意する。
ヘッドセットは折り畳み式で、ノイズキャンセリングマイクを内蔵。2015年9月から米国で69.99ドル(約8400円)で販売される。
マウスはDPIを4段階で調整でき、マクロを設定可能な8個のボタンを備える。また、重量を5段階で調整できる。2015年9月から米国で69.99ドル(約8400円)で販売される。
ゲーミングキーボードはメカニカルスイッチを採用。5段階で明るさを調整できるバックライトを内蔵する。2015年9月から米国で139.99ドル(約1万6800円)で販売。
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レノボ(米国)リリースページ
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