週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

AppleのDAW、Logic Pro XがApple Musicに対応!シンセサイザーAlchemyも搭載

2015年08月26日 15時00分更新

 みなさん、こんにちは。いまは週刊アスキーの吉田です。さて、Appleの音楽制作アプリ、いわゆるDAW(Digital Audio Workstaion)である「Logic Pro」がメジャーバージョンアップしましたよ。主な変更点は以下のとおりです。サンプルベースシンセサイザーの「Alchemy」が新たに加わった点と、Apple Musicのアーティストページ(Apple Music Connect)に音楽を直接アップロードできる機能に注目ですね。

Logic Pro


• 高機能なサンプルベースシンセサイザー「Alchemy」が登場
 —加算、スペクトル、フォルマント、グラニュラ、サンプラー、バーチャルアナログの各種サウンドジェネレータを搭載した次世代シンセサイザープラグイン
 —エレクトロダンス、ヒップホップ、ロック、映画音楽など、あらゆるタイプのエレクトロミュージックに対応した3,000以上のプリセットを搭載
 —キーワードプリセットブラウザで目的のサウンドをすばやく検索
 —トランスフォームパッドなどの演奏コントロールでサウンドを自在に切り替え、簡単調整
 —最大4つの合成モジュールを組み合わせて複雑なマルチレイヤーサウンドを作成
 —バーチャル・アナログ・オシレータでアナログシンセサイザーのサウンドを忠実に再現
 —豊富なアナログ・モデル・フィルタや特殊エフェクトフィルタでビンテージサウンドから複雑なサウンドまで幅広く対応
 —柔軟なLFO、AHDSR、MSEGエンベロープやステップシーケンサーを含む100以上のモジュレーションソースで動きのあるダイナミックな音源を作成
 —モーフィングツールや再合成ツールを使ってこれまでにない方法でサンプルを操作、結合
 —強力なサンプラー機能でEXS24インストゥルメントを読み込み、独自の音源を作成
 —4つのサウンドソースに個別にアルペジエータを適用してシンプルなコードを複雑な演奏に変換
 —リバーブ、モジュレーション、ディレイ、コンプレッション、さまざまなディストーションを内蔵のエフェクトとして搭載

Logic Pro

・トランスフォームパッドとX/Yパッドをタブで切り替え可能なAlchemy音源用のSmart Controlを追加
・Apple Music Connectにサウンドを直接送信
・感圧タッチトラックパッドに対応
・独自のイメージファイルを使ったカスタム・トラック・アイコンを作成
・EDM、ヒップホップ、インディー、ディスコ、ファンク、ブルースなどの人気ジャンルの幅広い音源を含む1,000種類のApple Loopsを追加
・MIDIクロックオプションの拡張により外部MIDIデバイスとの同期の互換性を向上
・性能と安定性を向上

Logic Pro

 Logic Pro Xのバージョンアップに伴い、iPad用のLogic Pro遠隔操作アプリである「Logic Remote」もバージョン1.2.2となりました。また、ライブパフォーマンスツールの「MainStage」もバージョン3.2となり、Logic Pro Xと同様にサンプルベースシンセサイザーの「Alchemy」が搭載されました。

■関連サイト
Logic Pro X 12.2
MainStage 3
Logic Remote 1.2.2

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります