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SIM対応やIoT連携も気になる! 9月3日に詳細発表の『Gear S2』の機能を妄想してみた

2015年08月17日 18時00分更新

 8月13日にニューヨークで開催された“Samsung Galaxy Unpacked 2015”では、既報のとおり『Galaxy Note 5』『Galaxy S6 edge+』が発表されました。そして、発表会の最後にもうひとつ大きな発表があったのです。それが新型スマートウォッチ『Gear S2』の予告です。

Gear S2
↑発表会の最後に突如予告された『Gear S2』。

 スマホ2モデルの発表が終わり、出席していた世界中のジャーナリストや記者たちがひと息ついたころ、「edgeスタイルのカーブにちなんで丸いボディーを持ったもうひとつの製品が登場します」と予告されたのがGear S2です。

Gear S2
↑ディスプレーは円形を採用。

 これまでサムスンはTizen OS搭載の『GALAXY Gear』、『Gear 2』、『Gear 2 Neo』、『Gear S』、Android Wear搭載の『Gear Live』と5機種のスマートウォッチを発売してきました(湾曲ディスプレーの『Gear Fit』もありましたが、こちらはスマートウォッチというより活動量計に特化したモデル)。

 これらはいずれも四角形のスクエアなディスプレーを採用してきました。ところが、今回の新モデル『Gear S2』は円形ディスプレーを採用するようです。最近ではLGエレクトロニクスも円形ディスプレーを採用したスマートウォッチを出しています。Apple Watchと差別化するためにも、この形状はトレンドのひとつになるのかもしれません。

Gear S2
↑OSはTizenか? SIM内蔵で単体通話・通信も可能?

 説明では実機のイメージ写真も無く、時計のフェイス画面のイメージのみが公開されました。このアプリメニュー画面を見るとどうやらOSはAndroid Wearではなく独自のもの。また、S2という名前から現行モデルのGear Sの後継機となるようです。Gear SはナノSIMスロットを搭載して単体で通信できましたから、このGear S2も同様にSIMを入れて通話や通信ができるのかもしれません。

Gear S2
↑フィットネス機能はもちろん搭載。
Gear S2
↑心拍数の計測も引き続き可能。

 スマートウォッチで実は最もよく使われている機能が歩数計測や睡眠状態の管理などのフィットネス機能。Gear S2にはもちろんこれらの機能が搭載されるようです。また、引き続き心拍数の計測も可能なようです。

Gear S2
↑時計の文字盤(フェイス)は変更可能。通知も表示できる。

 時計の文字盤はもちろん複数を用意。この文字盤=待ち受け画面上に心拍数やスケジュールなどの通知を表示しておくことも可能なようです。

Gear S2
↑天気や気温の表示もオーケー。

 滞在先の天気情報も表示できます。スマホアプリとの連携で表示できると思われますが、もしかするとGear S2内蔵の通信機能を使って単体での表示ができるかもしれません。このあたりは詳細なスペックの発表を待ちたいところ。

Gear S2
↑カメラは非搭載?気になるUI。

 メニューには通知や通話、フィットネス、カレンダー、録音、天気などのアイコンが見えます。これ以外のアプリは不明ですが、円形で8色の小さい丸の描かれたアイコンをタップするとさらに他のアプリが表示される、あるいはこのアイコン全体をくるくる回すとここに見えないアプリが表示されるのかもしれません。円形のアイコンはApple Watchを彷彿させますが、まるでアナログ時代の電話機のようにアイコンを回すUIだとすると、これは意外と使いやすいかもしれません。

Gear S2
↑この地図の意味するのは発表場所。

 さらには世界地図も表示されましたが、これだけはGear S2のイメージ画像ではなく単純な世界地図。表示されている場所はヨーロッパ、その中心部分はドイツ。さらに方位を見てみると中心地はベルリンです。そう、Gear S2はベルリンで発表されます。

Gear S2
↑9月3日、ベルリンで開催のIFA 2015会期前日に注目。

 Gear S2の正式発表日は2015年9月15日。ベルリンで開催されるITと家電の一大イベント“IFA2015”の会期の前日に新製品発表会が行なわれるようです。サムスンは例年、その日に家電関連の発表会も開催します。果たしてGear S2の発表だけなのか、ほかのタブレットなども発表されるのか。あるいは、スマートホームや家電とGear S2の連携などが発表されるのか?9月3日が楽しみになってきました。

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