とりあえず11月28日が待ちきれなくなりました。
8月8日の東京開催を皮切りに全国で行なう『モンハン夏の“クロス”体験ツアー』に先駆け、11月28日発売予定の『モンスターハンタークロス』をひと足先にプレイしてきました!モンハン新作をプレイさせていただけたということだけでも興奮ですが、プレイした感じ、ものすごくおもしろかったなというのが最初の感想。
それでは、先行体験で私がプレイした雑感とレポートをご紹介。
地上戦が主だったモンハンが空中戦に乗り出す
モンハンクロスの新要素として、プレイヤーに合わせた“スタイル”が選べるということ。実際にプレイするまでどういったモノなのか不明でしたが、なるほどなと。
簡単に説明するとスタイルというのは操作方法と可能なアクションの違い。先行体験会では“ギルドスタイル”、“ストライカースタイル”、“エリアルスタイル”の3種類を体験しました。
※私が体験した武器は大剣ですが、掲載している画像は異なるものもあります。
まずはギルドスタイル。いわゆる従来の操作方法で行なえるアクションもそのまま。もっともなじみの深い操作方法です。どの武器も操作方法は従来の方法と変わらず、今までどおりのプレイングが可能となっています。
次にストライカースタイル。操作方法がシンプルになり、上記のギルドスタイルよりも可能なアクションが一部減った印象。大剣を操作しましたが、“溜め斬り”が確認できませんでした(操作方法によって出せるのかも)。ただ、後述するモンハンクロスのもうひとつの新要素“狩技”に特化したスタイルということで、通常攻撃で可能なアクションが減ったものの、それを取り返すような狩技をガンガン発動できるので、狩技をメインとしてプレイする人向けのスタイルとのこと。
最後に多くの人が気になっているであろうエリアルスタイルのご紹介。エリアルスタイルはその名のとおり、ジャンプアクションによる空中からの攻撃が可能になりました。回避操作を行なうことで、モンスターを踏み台にしてジャンプ攻撃を使うことができました。また、大剣だと武器出し攻撃でも飛べ、『モンスターハンター4』からの登場した武器“操虫棍”のジャンプ攻撃アクションがどの武器でも可能になったイメージでした。
狩技は戦闘中に発動する“アクティブスキル”
スタイルの選択だけでなく、モンハンクロスに追加した新要素“狩技”(かりわざ)。モンハンでのスキルは装備品ごとにスキルポイントがあり、そのポイントごとにスキルが発動しているというものでした。発動しているスキルは常時発動(一部除く)で、プレイヤーにさまざまな影響を与え、戦闘を有利にするものがほとんど。例えば“斬れ味レベル+1”や“火事場力+2”など。
対して、狩技は戦闘中にゲージを溜め、任意のタイミングで発動するアクティブスキル。
ニンテンドー3DSの下画面にはマップや対象モンスター画像だけでなく、狩技のアイコンが配置されています。モンスターに攻撃したり、ダメージを受けるとそれぞれの狩技のゲージが溜まり、上記のゲージのように“赤色”になると発動が可能となります。
スタイルによって発動可能な狩技の数が異なり、従来の操作で遊べる“ギルドスタイル”では狩技が2つ、前述したように狩技を軸に攻める“ストライカースタイル”では3つ選択できるようになっています。また、ストライカースタイルでは狩技のゲージがほかのスタイルよりも溜まりやすいという特徴も備えていました。
各スタイルごとの操作はモンハン経験者なら順応できる
各スタイルそれぞれプレイしたわけですが、それぞれのスタイルごとの操作方法の説明を受けなくても基本的なアクションを行なうことが可能でした。特にエリアルスタイルに関してはほかのスタイルに比べ、ジャンプアクション可能になったことで、操作するのに戸惑うかと思っていましたが、あくまでも“回避行動でジャンプをする”ということだけで、ほかの攻撃やガードは変わらず。モンハン自体のベースとなる操作は全く変わっていないので慣れ親しんだハンターさんならすぐに遊べる仕様でした。
対峙するモンスターによってスタイルを変えるべきか
体験会では3種類のモンスターと戦闘させていただきました。
↑ドスマッカォ。ドスランポス系統。難易度は初心者向け。 |
↑ホロロホルル。フクロウのように飛んでいるモンスター。中級者向け。 |
↑ナルガクルガ。久しぶりにモンハンに復帰。上級者向け。 |
特に戦っていて思ったのがホロロホルル戦。ホロロホルルは今までのモンハンではいなかったような“鳥”のモンスター。鳥竜種などはいましたが、ホロロホルルは完全に鳥な感じ。鳥ということで、空中に滞在していることが多く、地上からの攻撃だけではダメージがものたりない感じでした。モンハンでは空中に滞在していることが長いモンスターも多く、ホロロホルルを始めとするモンスターと戦闘するときはジャンプ攻撃が可能な“エリアルスタイル”が良いのではないかなと思いました。
逆に、ナルガクルガのように地上だけで、なおかつ移動速度の速い敵に対してはエリアルで空中にいるよりも、従来のギルドスタイルや狩技をメインとする“ストライカースタイル”のほうが良い感じでしたよ。
スタイルは3種類遊ばせていただきましたが、どれも特徴があり、自身のプレイスタイルだけでなく、モンスターに合わせて選択する必要がありそうです。
選択肢を増やすことで楽しさが増えた
スタイル、狩技など従来のモンハンに比べて新要素が増えたわけですが、それだけプレイヤーの楽しさが増えたということ。特にジャンプ攻撃がどの武器でも可能になったということが非常に大きいです。これまでは高低差のある場所から飛び降り攻撃や仲間に飛ばしてもらったり、操虫棍ならではの限定的な要素でしたが、これが気軽に行なえるようになったということで、今までのモンハンにアクセントを加えた印象です。もちろん、従来の操作が良いというプレイヤーはギルドスタイルで遊べばいいわけですし、いろいろと試したいプレイヤーはストライカーやエリアルスタイルで遊べるといった、操作面でも選択肢が増えました。
同じ装備でも戦法を変えるだけでグッと攻略しやすくなったりする要素も盛り込まれていそうなので、武器を選択するというだけでなく、スタイルを選択して楽しめそうですね。書いていて思いましたが、このスタイル要素は武器ごとに相性の悪かったモンスターに対して、武器自体の種類を変えなくても一矢報いることができるシステムも担っているのではないでしょうか。
11月28日発売予定の『モンスターハンタークロス』はすでに予約受付中。気になる方はお早めにどうぞ。個人的にはかなりイチオシのタイトルです。
『モンスターハンタークロス』
●メーカー:カプコン
●対応ハード:ニンテンドー3DSシリーズ
●発売日:11月28日発売予定
●価格:パッケージ版 5800円(税別)/ダウンロード版 5546円(税別)
■関連サイト
・モンスターハンタークロス 公式サイト
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