グルメアプリの利用ハードルは思った以上に高いようだ。
30日、MMD研究所とスマートアンサーは共同調査を行い、第4弾としてスマートフォンを所有する15歳以上の男女1,993人を対象にグルメサイト・アプリに関する利用実態調査の結果を発表。
グルメ情報を検索する時に最も利用するのは「スマートフォンのブラウザ」が多く、利用したことがあるグルメサイト・アプリは「食べログ、ぐるなび、ホットペッパー」がほとんどだった。
調査結果を見ると、最も利用するのはほかを引き離してスマホブラウザーが47.1%、次いでPCのブラウザーが13.8%、スマホアプリは8.7%となっていた。ちなみに、特に検索をしない人は全体の19.8%。
”検索”という部分でのブラウザーの存在感をまざまざと見せつけられた結果となった。
なお、グルメサイト・アプリの口コミ・レビューを参考にしてお店に行く人は全体の69.5%でそのうち80.0%が結果に満足。ただし、実際にグルメサイト・アプリの口コミ・レビューの書き込んだことがあるのは、全体のわずか17.0%となっているという。
2日には月間クチコミ数の算出基準について、「Rettyと食べログによるプロレス」があったばかりだが、調査での利用されているグルメサイトを見ると、大手の力はまだまだ強いといえるだろう。
なお、グルメサイトやアプリでレストランなどを探す際に重要視されているのは、メニューが72.0%、次いで場所が67.9%、予算が55.2%で、実際の口コミ・評価は45.4%と4番目の結果。まだまだ、みなさんそこまで数値ばかりを追っているというわけではないようだ。
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