みなさま、こんにちは。
夏休みやお盆休みは時間に余裕もできて、いつもよりスマホを触る機会が多くなるんじゃないでしょうか。
と、いつもよりiPhoneをじっくり見ていると、開いたサイトやアプリ内で「うーん広告が表示されるなぁ……ん!? 別のサイトでも……しかも、さっきと一緒! どうなってるの?」ということはないですか?
そうなんです。実は『Advertising Identifier』といってiOS6から導入された広告の識別子が使われているからです。
具体的にどんなことをするかというと「どの端末がどんなアプリを使ったか」「どんなウェブを閲覧しているか」などを識別する機能です。決して個人情報を識別するものではないのでご心配なく!
これによって、ユーザーの趣味や趣向などに合わせた広告を表示することが可能です。今日はこの広告の追跡機能をオフにしたり、情報をリセットする方法をご紹介します。
設定からプライバシーを選択し、一覧に一番下にある“広告”へ進みます。
ここに“追跡型広告を制限”というスイッチがあるのでオン、つまり制限します。
続いて、同じ画面に“Advertising Identifierをリセット”という項目があるので、ここを押して“IDをリセット”、蓄積されたデータもリセットします。
しかし、“広告とプライバシーについて”の注意事項に書かれているように、「追跡型広告を制限をオンにしても表示される広告の数が変わらない場合があります」とのことです。
広告は表示されるけど、表示内容は蓄積データを使用しないので、関係ないものになる可能性がある……という玉虫色な説明ですが、追跡はされないので、見直すのもいいかなと思います。
なお、位置情報によって出てくる広告もあるので、気になる方は設定を見てみましょう。設定からプライバシーを選び、位置情報サービスを押します。一覧の一番下の“システムサービス”を押すと“位置情報に基づくiAd”というスイッチがあるので、これをオフにします。
位置情報を使った近場の店舗広告など、便利な場合もありますので、ご使用状況に合わせて設定してみてくださいね。
※iOS8.4で検証しました。
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