週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

iPhoneの広告が同じなのはなぜ?それは追跡されてるからです

2015年07月27日 19時30分更新

 みなさま、こんにちは。

 夏休みやお盆休みは時間に余裕もできて、いつもよりスマホを触る機会が多くなるんじゃないでしょうか。

 と、いつもよりiPhoneをじっくり見ていると、開いたサイトやアプリ内で「うーん広告が表示されるなぁ……ん!? 別のサイトでも……しかも、さっきと一緒! どうなってるの?」ということはないですか?

 そうなんです。実は『Advertising Identifier』といってiOS6から導入された広告の識別子が使われているからです。

iOSTips

 具体的にどんなことをするかというと「どの端末がどんなアプリを使ったか」「どんなウェブを閲覧しているか」などを識別する機能です。決して個人情報を識別するものではないのでご心配なく!

 これによって、ユーザーの趣味や趣向などに合わせた広告を表示することが可能です。今日はこの広告の追跡機能をオフにしたり、情報をリセットする方法をご紹介します。

iOSTips

 設定からプライバシーを選択し、一覧に一番下にある“広告”へ進みます。

iOSTips

 ここに“追跡型広告を制限”というスイッチがあるのでオン、つまり制限します。

iOSTips

 続いて、同じ画面に“Advertising Identifierをリセット”という項目があるので、ここを押して“IDをリセット”、蓄積されたデータもリセットします。

iOSTips

 しかし、“広告とプライバシーについて”の注意事項に書かれているように、「追跡型広告を制限をオンにしても表示される広告の数が変わらない場合があります」とのことです。

 広告は表示されるけど、表示内容は蓄積データを使用しないので、関係ないものになる可能性がある……という玉虫色な説明ですが、追跡はされないので、見直すのもいいかなと思います。

iOSTips

 なお、位置情報によって出てくる広告もあるので、気になる方は設定を見てみましょう。設定からプライバシーを選び、位置情報サービスを押します。一覧の一番下の“システムサービス”を押すと“位置情報に基づくiAd”というスイッチがあるので、これをオフにします。

 位置情報を使った近場の店舗広告など、便利な場合もありますので、ご使用状況に合わせて設定してみてくださいね。

※iOS8.4で検証しました。

■あわせて読みたいiOS Tips
iPhoneをロックしても個人情報がダダ漏れって知ってた?
iPhoneのパスコードを10回間違えるとデータが全部消えます
iPhoneで英数記号が入り乱れたメアドを一番早く打つ方法

■まとめて読みたい方をこちら
iPhoneとiPadで使える超便利Tips集

■つばさが紹介したiPhoneテクニックが動画になりました
iPhone使い方講座

つばさのFacebook

 この記事を書いているつばさのFacebookページができました。
 スキマ時間などにのぞいてくださいませ。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります