やったー、つかまえたよー! |
隣家の屋根にドローンを見失ってしまったらどうするか。
ドローンを操縦して、紛失したドローンを救出するYouTube投稿が22日に公開され、話題を集めている。
紛失の原因は、「ルームメイトが酔ったままドローンを操縦して、誤って隣家の屋根に見失ってしまった」から。
さっそく持ち主であるハウズ氏は、コートハンガーから作られたフックを使って、ドローン救出を試みるが、あえなく失敗。それから2ヵ月後、DJIファントム3プロフェッショナル(約17万)を手に入れた彼は、再度救出を試みる。
資材置き場のような庭から発進 |
ムダにBGMが荘厳。画面中央に紛失ドローン |
ひっかかるかな? |
いいポジショニングに…… |
ひっかかった! |
満面の笑みのハウズ氏 |
どや! 救出されたドローンはローターが回転してないので、手づかみで大丈夫 |
なお、屋根の上に紛失したドローンは、Syma X5c(約1万円)。完全に成功させるミッション自体が目的になっている模様。
隣家の人に話せばいいんじゃないかとか、酔っぱらったままのドローン操縦はいけないね、といった部分はともかく、動画自体は物珍しくドラマチックな仕上がりとなっている。
日本では防衛省でドローンがなくなっていたり……
ちなみに日本でも、ドローンの紛失は普通に起きているようで、防衛省で試験飛行したドローンが風に流されて一時行方不明になるというニュースも。
このような時代、「正しいドローンの操縦方法」や管理方法をガイドライン化するのが必要だと23日には専門学校のデジタルハリウッドがドローン人材育成として、『ドローン操縦技能士コース(仮)』講座を日本UAS産業振興協議会(JUIDA)とともに開講した。
米国では医療目的での配送デモが始まったばかり。コンテンツ制作をはじめ大きな可能性を広げるドローン、事故を起こしてしまって用途の幅が厳しく制限されないようになるといいのだけど。
デジタルハリウッド大学大学院杉山知之学長によれば「これまでは利活用のガイドラインもなく、法的なものもないなかで、操縦の仕方や映像の取り方だけを教えても産業にとって本質的な解決にはならないと考え、人材教育に踏み出せずにいた」(リリース)が、ガイドライン作りを行っている専門家の存在を知り、必要な知識と技術をバランスよく学べる場を提供するのだという。 撮影:Shoya Oyama |
●関連サイト
ドローン新講座開設(リリース)
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります