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なぜ通常国会が戦後最長になったのか? ネット時代の国家と法と政治のセミナーが29日開催

2015年07月23日 22時00分更新

 延長に延長を重ねて、ついには9月の終わりまでつづくことになった第189回通常国会。なんと通常国会としては戦後最長の会期なのだそうです。なぜ、それほどまでに国会が延びているかと言えば、例の安全保障関連法案をなんとしても成立させたい政府与党が気合いを入れているからなのだそうです。

 6月に入って、衆院の憲法審査会で憲法学者の方々が違憲見解を出したあたりから世論も日増しに熱くなり、衆院を通過した7月16日前後は、ネットでもメディアでも路上でも有名無名の人々が入り乱れて賛否両論さまざまな主張をくり拡げているのはご存知のとおりです。

THE SALON
↑第9回THE SALONはそんな国家というシステムにフォーカス。

 このように、久しぶりに政治が熱い2015年7月。ネット時代の国家や法、政治をテーマに、思想家でありゲンロン代表の東浩紀氏によるセミナーが、角川インターネット講座“THE SALON”にて開催されます。

 角川インターネット講座は、全貌をつかみにくくなった巨大なネット社会を、設計と思想、文化、ビジネス、セキュリティー、著作権など、15のテーマで解説するシリーズ書籍。THE SALONは、シリーズ刊行当初から開催している、そのリアル講座です。

THE SALON
↑いままでのTHE SALONの様子。

 今回のセミナーと連動する第12巻『開かれる国家〜境界なき時代の法と政治~』は、東氏の監修のもと、MITメディアラボ所長の伊藤穰一氏の論文をはじめ、スマートニュース共同創業者である鈴木健氏、作家の橘玲氏、情報社会学の塚越健司氏、法学者の白田秀彰氏、また、セミナーにもゲスト出演してくださる五野井郁夫氏と西田亮介氏といった識者による論考が収録されています。

 情報技術革命がグローバルに進化していくことで、国家、企業、家族が持っていた境界が薄れていく今、求められる国家とは何か、法と政治はどのように変化すべきか、というテーマに迫るこのセミナー。私たちの国家と法と政治について、いまこそ一緒に考えてみませんか。

 みなさまのご来場をお待ちしております。

【開催概要】
第8回 角川インターネット講座『THE SALON』
“開かれる国家〜境界なき時代の法と政治〜”


・日時 2015年7月29日(水)19時〜21時(開場 18時30分)
・主催 角川アスキー総合研究所
・会場 角川第3本社ビル9階(千代田区富士見1-8-19)
・参加費 8000円(税込)
・定員30名
・登壇者
講師 東浩紀氏(角川インターネット講座 第12巻「開かれる国家〜境界なき時代の法と政治〜」監修者。思想家、ゲンロン代表))
ゲスト 五野井郁夫氏(角川インターネット講座
第12巻「開かれる国家〜境界なき時代の法と政治〜」共著者。高千穂大学経営学部准教授、国際基督教大学社会科学研究所研究員)
西田 亮介 氏(角川インターネット講座 第12巻「開かれる国家〜境界なき時代の法と政治〜」共著者。立命館大学大学院先端総合学術研究科特別招聘准教授)

詳細・お申し込み→ http://kci-salon09.peatix.com
学生の方にはお得な学割プランがあります→ http://kci-salon.jp/thesalon/#thesalon_main

●関連サイト
角川インターネット講座・THE SALON

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