現地時間9日、Appleは今秋リリース予定の次期OSのパブリックベータ版を公開した。
iPhone・iPad向け『iOS 9』とMacの最新OS X『OS X El Capitan』で、それぞれでベータ版のインストールができる。開発者だけでなく、Apple ID所有ユーザーであれば誰でもダウンロードが可能だ。
これまでのベータ版は開発者向けのみだったが、今回は一般ユーザーも正式リリースの前にiOS 9を試すことができる。ただし、製品版のような安定性があるわけではないと思われるため、あくまで新機能を一足早く体験する目的で使う方が良さそうだ。いずれにせよ、インストールの前に必ずバックアップを作成しておくことをお忘れなく。
ホーム画面に新しく追加されるアプリ『News』 |
6月に開催されたWWDCで発表されていたiOS 9の各種更新ポイントも確認でできる。
注目したい新機能は、Apple純正のニュースキュレーションアプリ『News』。ジャンルごとに各媒体から配信されている記事をまとめて読める。
もちろん各種ユーザーインタフェースの改良のほか、さまざまな新機能が追加されている。メモアプリで手がきイラストなどを挿入可能になっていたり、音声アシスタント機能のSiriが大幅に進化。リマインダーなどに自動的に要件を登録してくれるように。マップアプリではユーザー待望の公共交通機関の経路検索や周辺情報の確認が可能になっている。
iOS 9とともに公開された、Mac向け次期OS『El Capitan』のパブリックベータ版については、後ほど別途編集部のレポートをお届けする予定だ。
●関連サイト
iOS 9 Preview
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります