“クックパッド”のトレンド調査ラボは、2015年1月~6月のクックパッドで検索された約6万種類の検索語を対象にデータサービス“たべみる”を利用してまとめた、2015年上期「おうちごはん番付」を選出しました。
東の横綱には、好きな具材を挟んで握らない“おにぎらず”や、あふれんばかりの千切りキャベツを挟んだサンドウィッチで、ユーザーの名前から名づけられた“沼サン”などが東の大関に輝くなど、クックパッド内で独自のユーザー文化が生まれ、新しい料理が生まれているのがおもしろいですね。四川省が発祥の、混合調味料“怪味ソース(かいみ)”なんてものもあるらしい。なんでも、さまざまな味覚が絡み合う不思議な味だとか、これは食べてみたい。
そんな中、クックパッドが下半期に注目しているワードに“バッター液”という、ちょっと聞いたことがない謎の材料がありました……。なんでも小麦粉や卵を牛乳や水で溶いてまとめたもので、パン粉をまぶす前のつなぎに使うことで揚げ物をつくる工程を簡略化できるんだとか。
検索したレシピや、つくれぽの検索結果を見てみると、流行りつつあるのがわかります。揚げ物が簡単にできるだけでなく、つなぎ自体のムラが少なくなるため、味が均等になったり、時間がたってもサクサク感が残りやすい。塩などを混ぜることで味を付けるなんて工夫も見られました。今から覚えておいても損はなさそうです。
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クックパッド
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