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iPhoneに「ハローワールド」と話しかけると?

siri

 遊び心って大事。

 Twitterでちょっと面白いお話を見かけたのでご紹介。iPhoneの人工知能エンジン『Siri』さんはプログラム言語が分かっているというのだ。試す方法は「ハローワールド」と話しかけるだけ。すると……

「メイン、左マルカッコ、右マルカッコ、左ナミカッコ、プリントエフ……」

 と、合成音声でprint文を読みあげてくれる。Siriさんの回答としては、

main(){ printf('hello, world'); }

気に入っていただけましたか?

 というもの。

 言わずと知れたプログラミングのサンプル文、しかもC言語だ。(全小文字、感嘆符「!」なしなので『プログラミング言語C』著者であるブライアン・カーニハンによる最初期のバージョンを意識したものかも。間違ってたらごめんなさい!)

 ちなみに、もう一回「ハローワールド」と呼びかけると、

それは私が出力するべき行ですね。

 と答えてくれた。かわいい。

siri

 ソニーの天才が『ソードアート・オンライン』のアスナをもとにした人工知能アプリを作るなど、コンピューターと当然のように対話する時代が訪れようとしている。

 そんな人工知能の端っこからチラッと「裏側」がのぞける工夫があるだけで、ちょっとプログラムやってみたいなあ、なんて思わされてしまうのは素敵な話だ。

 子供の頃、これに出会ってたら将来変わっていたかもしれない。子供に「これどういう意味?」と聞かれたとき、コンパイラを立ち上げられる環境を整えておきたいかも。

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