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サイクリング中に周囲の音を聞きつつ音楽を楽しめる低価格イヤースピーカーが登場

2015年06月09日 22時00分更新

 エレコムは6月下旬から、自転車ヘルメットのストラップに装着できるBluetoothスピーカー『LBT-ESP01』シリーズを発売する。CEATEC 2014に参考出展されていた製品で、予想実売価格は1万円前後。『LBT-ESP01』シリーズはコンパクトサイズのスピーカー2基で構成されており、イヤーフックで左右の耳に装着してヘッドホン感覚で利用できる。

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 最大の特徴は自転車用ヘルメットのストラップに固定できる面ファスナーを採用することで振動があってもずれにくく、スピーカーユニットが耳をふさがないので周囲の音を確認しながら音楽を楽しめること。

 AACとaptXコーデックに対応し、マイク付きのためハンズフリー通話も可能。さらにマイクにはノイズキャンセル機能を搭載しており、風切音が強いサイクリング中の通話もラクラク。

 右側のスピーカーには電源のオン、オフやペアリング、ボリューム調整が可能な各種ボタンを搭載。USB充電に対応しており音楽再生時間は最大約14時間、待ち受け時間は約200時間。

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 サイクリング中にヘッドホンやイヤホンを装着すると周囲の音が遮断されるため危険だが、『LBT-EPS01』シリーズなら周囲のクルマの走行音や信号音などを確認しつつ快適に音楽を楽しめる。当然だが、周囲の音が聞こえなくなるような大音量での再生は厳禁。これまでも周囲の音を確認できる骨伝導型のスポーツイヤホンは存在していたが、高価でなかなか手を出しにくかった。1万円前後で手に入るサイクリング向けイヤースピーカーの登場は朗報だ。

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●おもなスペック
・対応規格:Bluetooth 4.0
・通信距離:最大半径10m(理論値、Class 2)
・対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP
・A2DP対応コーデック:SBC、AAC、aptX
・ドライバーユニット:フルレンジ20×30mm
・連続再生時間:約6時間(SBC)、約5時間(AAC、aptX)
・連続通話時間:約120時間
・サイズ/重量:片耳14(W)×31(D)×55(H)mm/約33g

■関連サイト
エレコム

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