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iPhone 6をビームフォーミングで狙い撃つバッファローの11ac 4x4無線LANルーター

2015年06月03日 10時30分更新

 バッファローは11ac対応4×4接続の無線LANルーター『WXR-2533DHP』の詳細を発表した。予想実売価格は3万1100円前後(税込)、発売は6月中旬予定。

バッファロー11ac4x4

 最大速度は1733Mbps(5GHz帯)、可動式の4本のアンテナを持ちMU-MIMOに対応するハイエンドルーターで、他社の上位11acルーターも採用するビームフォーミングも可能。iPhone6などの対応スマホを狙い撃ちでき、通信速度アップや接続性に期待できる仕様だ。

 1.4GHzのデュアルコアCPUを搭載した上に5GHz帯と2.4GHz帯に無線用CPUを備え、11acと11n端末の同時接続を高速で処理できる。メインの1.4GHz CPUにより、USB3.0で接続した外付けHDDも高速なNASとして実用的に使える。ルーターによっては外付けHDDへのアクセス速度が問題になる機種もあるのでうれしい仕様だ。

スマホの接続は手軽で、親機添付のQRコードを読ませてスマホ上から設定可能。来客時にLANにアクセスさせずインターネット接続だけを提供するゲストポート機能のオンオフやルーター設定も『StationRadar』(WiFiリモコン)を使用してスマホから変更が可能。

 2.4GHz帯においても"256QAM"対応で800Mbps接続になり、将来、ルーター親機を買い替えたときに中継機として使えるなどの機能ももつ。

 

バッファロー11ac4x4
↑実測900Mbps以上の高速なギガビットLANポートは4つ。
バッファロー11ac4x4
↑USB3.0が2ポート。来客時に設定したいゲストポートも物理ボタンでいける。

 およそ最新の11acルーターが持つ最新機能を備えており、ようやく主力ルーターメーカーの1733Mbps機が出そろった感はある。特にASUS機などと同様にCPUの強い、NAS利用を期待している人にとっては有力な選択肢といえるだろう。

■関連サイト
バッファロープレスリリースページ

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