勝負の4500円！究極の歯ブラシ誕生 燕三条アルミ削り出しで銀色に輝く BY THE TAPS!

　明日、もう一度来てください。本当のハミガキってものをお見せしますよ。

　究極か至高かどっちでもいいが、グリップからブラシを取りはずせる歯ブラシが、クラウドファンディングのMakuakeに登場した。名前は『BY THE TAPS!』。予約価格は勝負の4500円、ブラシカートリッジは4本セットで1380円である。

BY THE TAPS!（予約価格4500円）

グリップとブラシが分離する

　グリップはアルミ削り出し。日本を代表する鍛造技術で知られる新潟・燕三条の金属工場が加工を請け負っている。アルマイト加工を施してあるのでアルミであってもサビづらいそうだ。握ると手のひらがひんやりしそうである。

　ブラシも、ネックの傾斜角度を1度単位、また植毛の段差も1ミリ単位で細やかに調整しているというこだわりよう。ブラシの毛はフラットな毛と先細毛をブレンドして植えることで表面とすきまをどちらもきれいに磨けるという。

計算に計算を重ねたというブラシ部

　まあ凝りに凝った歯ブラシである。そのへんの電動歯ブラシより高いが、たしかに見た目はよいし、志も高そうだ。わたしは歯医者さんのすすめもあってシステマ派なのだが、こだわりの逸品というのにはけっこう弱い。

　高級歯ブラシでいえば、前にMISOKAというナノテク技術を使った歯ブラシを使っていたことがある。独自開発のミネラル物質で歯をコーティングして汚れをつかなくするというコンセプトで、1000円くらいだが満足度は高かった。

　BY THE TAPS!はMISOKAを超える感動を呼んでくれるのだろうか。怖いけど1回投資してみたい気持ちはちょっとある。どうしたらいいか。迷ったら負けか。誰に勝つのか。海原か。山岡か。どうですかねえ富井副部長。

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