どうもしないって? うーんそうか。いや、ここまでストリーミングが勢いを増してくると、どうなるんだろうなーと思うのだ。
音楽ストリーミングのSpotifyが米国時間20日、サービスをリニューアルして動画やポッドキャストの配信を始めると発表したのである。動画はABC、ESPN、NBC、BBCといった米メジャー局に加え、VICEやTEDなど人気のオンラインキャストも扱う。
Spotifyはアメリカ、イギリスなど海外向けのサービスで、日本ではまだ使えない。
動画が見られる |
動画が見られるぞ |
はよせんかい |
アプリにはランニング中に音楽を聴く機能、聴きたい曲を時間で流してくれるアラーム機能など新機能を追加。「人生のサウンドトラックとなるような最高の音楽」をお届けしてくれるという。なんだかよくわからないがハッタリは大事だ。
事業提携もばんばん進んでいる。ランニング機能ではNikeと提携。さらにサービスを通じてスターバックスと提携。Spotifyを使って店に流す曲をスタッフがDJとして選ぶ、有線放送のような関係を結ぶらしい。
で、気になるのはアップルだ。国際レコード協会が発表しているとおり、アメリカでは月額いくらで聴き放題の音楽ストリーミングが爆発的に伸びている。iTunesのようなダウンロードモデルは規模こそ大きいものの成長は止まってしまった。
そこに動画をのっけるとなれば、間もなく日本にも上陸するNetflixのような動画メジャーを一種のライバルとして、規模がさらに拡大するはず。CD大国の日本じゃ名前を聞くことも少ないSpotifyだけど、アップルの動向も含めていよいよ鳴動のきざしだ。
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