今回のカオスはスマホゲーム! それもあの『ポケットモンスター』をつくったゲームフリークの開発したゲームに挑戦です。
しかも、開発チームのみなさんがゲームの解説をしてくれるとのことで、さっそく三軒茶屋のゲームフリークへ。
そこで待っていたのは、一之瀬さん、田谷さん、小幡さんというお三方。この3人が中心となってつくったゲームこそが『ソリティ馬』!?
いったいどんなゲームなのかというと……。
ソリティアといえば、Windowsに最初から入っている一人用トランプゲームの定番。ですが、開発者の一之瀬さんは定番すぎるがゆえに数年前までやったことがなかったのだそうです。
しかしそこは定番の人気ゲーム。やってみるとガッツリとハマり、ソリティアのゲームシステムを使って、新しいゲームを作りたい! との意欲が湧いてきたのだそうです。
そして、もともと競馬好きだった一之瀬さんは“ソリティア+競馬ゲーム”という新ゲームの企画を、同僚の競馬好きプログラマー田谷さんに相談。
そのアイディアに賛同した田谷さんでしたが、実は田谷さんもソリティアは未経験。しかし、いざハマるとそのハマりっぷりは一之瀬さん以上で……。
ガッチリ意気投合したふたりは、新ゲームの企画を持ってゲームフリークの社内コンペ“ギア制度”に申し込みます。
ソリティアの面白さと競馬への熱い情熱が合わさったゲームプランは着々とビジュアル化され、審査も無事通過!
パイロット版の製作が順調に進んでいたある日。衝撃的な事件が! それはこんな問いかけから始まった……。
そう、それは一之瀬さんと田谷さんがあまりに競馬好きだったための盲点。完全に競馬ファンにしか受けない濃いビジュアルになっていたのです。
しかし、ふたりが作りたかったのは競馬ファンだけでなく誰もが楽しめるゲーム。
そこでビジュアルを大きく見直し、ふつうの人でも入りやすい柔らかいタッチのビジュアルに変更。
そんな苦労を乗り越え、まずはニンテンドー3DSのダウンロードコンテンツとして販売。
販売当初は「ゲームフリークなのにポケモンじゃないのか」などと、ネット界をザワつかせたそうですが……その反応は次第に高評価に変わり最終的には……。
“ソリティバ”にかける開発陣の熱い情熱をしっかりインプットしたところで、ミズグチさんがプレー開始!ジョッキー名は“ミズユタカ”です。
しかし、冒頭からいきなりシュールな展開。プレイヤーというか自分の分身であるジョッキーが、競走馬に蹴り殺されていきなり死亡!
おいおい!という感じですが、死後の世界で出会った神様が、生き返らせてくれたうえに競馬をソリティアで操作できるように設定変更。
かなり強引な展開ではあるのですが、なんか許せちゃう感じで、このへんはうまく引きこまれちゃいました。
ソリティア未経験のミズユタカさんは“ソリティバくん”というマスコットキャラから親切指導を受けます。
まずはチュートリアルでゲームの流れを把握。おおまかな流れを紹介すると、スタートでゲートオープンした直後にソリティア!?
基本的にフツーのソリティア同様に、つながる数字をタップでめくっていけばいいだけなのですが……、初心者のミズグチさんにはこの時点で動揺しちゃってる様子。
ようやくスタートできたものの、少し走るとまたソリティア。
ミズユタカのデビュー戦はかなりほろ苦い展開だったようですが、勝負はこれから! 次回、苦しみながらも少しずつ成長していくミズユタカ騎手にご期待下さい!
ポケモンのゲームフリークがつくった『ソリティ馬』の開発秘話は週刊アスキー5/5号(4月21日発売)の『カオスだもんね!PLUS』でチェック!
●ソリティ馬(外部リンク)
ミズグチ画伯とシャクライさんによるウェブラジオ『HOMESHOW』も毎週配信中!
『カオスだもんね!PLUS』のミズグチ画伯&シャクライがお送りする毎週火曜日更新のおしゃべりラジオ番組です。今回は10年前のケータイ話から、最近のデスクトップパソコン売り場についてまで昔と今をいろいろ振り返ります。
投稿メールはコチラで募集しております。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります