キヤノンは、ホワイトボードに取りつけて利用可能な超単焦点プロジェクター『LV-WX300UST』、『LV-WX300USTi』を発表した。
LV-WX300USTは、5月下旬に発売予定で予想実売価格は15万1000円前後。LV-WX300USTiは、6月上旬に発売予定で予想実売価格は18万4000円前後。USTiは、投写した映像に直接書き込めるカメラを内蔵した“インタラクティブ”機能を搭載する。
LV-WX300UST、LV-WX300USTiは、機器から約28センチと短い設置距離で80型の大画面を投写できるため、ミーティングのスペースなど狭いスペースでも利用可能。別売の専用オプションのホワイトボード『IWS-82V-C2』に装着すれば、ホワイトボードを運ぶだけでカンタンに投写準備を進められる。
LV-WX300USTiに搭載されているインタラクティブの機能は、専用のソフトウエアをインストールしたPCとの接続により、付属の電子ペンで投写画面上の操作や書き込みが可能になるというもの。複数人での同時書き込みにも対応するため、教育の現場で複数の生徒に同時に解答を書かせるといった使い方も可能だ。
PCのカメラを利用した同時録画にも対応しているため、会議中の様子をあとで共有するといったこともできる。プロジェクター本体にもスピーカーを内蔵するため、動画をそのまま流せるのも便利。
電子ペンは単4電池で駆動。ペンは、押しこむことにより光が射出され、それを機器が読み取るという仕組みだ。別売の『フィンガータッチモジュール』を導入すれば、指での操作も可能になる。
●おもなスペック
解像度:800×1280ドット
焦点距離:f=5.1mm
F値: F2.5
投写距離:60.2~76.6cm
設置距離:28.2~44.6cm
画面サイズ:80~100インチ(16 : 10)
明るさ:3000lm
スピーカー:10W×2(ステレオ)
入力(映像/音声) :ミニD-sub15ピン×2(アナログPC/コンポーネント)、HDMI×2(デジタルPC/デジタルビデオ)など
出力:ミニD-sub15ピン×1(アナログPC)、3.5φミニジャック×1(音声)
騒音レベル(フルパワー/省電力):33/29dB
サイズ
LV-WX300UST:約288(W)×375(D)×168(H)mm
LV-WX300USTi:約288(W)×375(D)×194(H)mm
重量:約5kg
●関連サイト
キヤノン
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