来年は海外旅行の飛行機内や漫画喫茶でVRヘッドマウントディスプレイを頭に被る人が爆発的に増えるかもしれません。
VR HMDの最大手『Oculus Rift(オキュラスリフト)』の開発元Oculus VRは5月6日(現地時間)、最初の一般向けの製品版Oculus Riftを2016年第1四半期に出荷開始すると発表しました。プレオーダー(予約)は2015年中の予定です。アメリカでは年末のホリデーシーズンは買い物のかき入れ時ですから、おそらく11月あたりから予約のアナウンスを開始することになるでしょう。
現時点で公開されている"製品版情報"は外観のレンダリングイメージ以外にそれほど多くありませんが、公式ブログを見るといくつかの方向性がわかります。
まず、製品版Oculus Riftは最新のプロトタイプ"Crescent Bay"に搭載された改良版の位置トラッキングシステムが搭載されるほか、デザインが一新され、自然な装着感を実現するために人間工学に基づいたアップデートも施されると語っています。
また、数週間以内にハードウェアやソフトウェア、入力がどうなっているかといった仕様面の詳細を明らかにするとも述べています。注目はRift向けコンテンツで、未公表のVRゲームやVRコンテンツ(experiences)についても複数公表する用意があるとのこと(!)。
まずは次週、技術的な仕様をオキュラスブログにて公表すると発言していることから、数週間にわたって何らかのアップデートを小出しに掲出していくものを思われます。これは楽しみだ!
●関連サイト
Oculus VR公式Blog - "First Look at the Rift, Shipping Q1 2016"(英語)
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2,894円
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