週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

世界初!大画面でパックマンもできるロンドンのリアルGoogleショップで大はしゃぎ

2015年04月22日 21時00分更新

 3月、Googleは世界で初めてロンドンにリアル店舗“Googleショップ”をオープンしました。ライバルとなるAppleやマイクロソフトはすでにリアル店舗を展開しており、自社製品や関連アイテムを販売していますが、Googleのリアル店舗はそれとは違った“楽しめる”店舗になっていました。

リアル Googleショップ
↑Googleショップはロンドンの地下鉄ワーレン・ストリート駅そばにある家電量販店“Currys PC World”内にオープン。
リアル Googleショップ
↑PCショップの1区画が専用のコーナーになっており、店員もGoogleストア専属で待機。

 店内に入ってまず目を引くのが大きなディスプレー。ここにはこれまでに登場した記念ロゴのDoodle(ドゥードル)が大きく映し出され、次々と切り替わっていきます。ちなみにDoodleというのは“いたずら描き”という意味があります。そのためこのディスプレーは電子落書きボードになっていて、専用のデジタルスプレーを使って、自由にいたずら描きができます。

リアル Googleショップ
↑Doodleを表示するディスプレー。定期的にDoodleは切り替わります。
リアル Googleショップ
↑Doodleを表示するディスプレー。定期的にDoodleは切り替わります。

 デジタルスプレーの使い方は、実際のスプレー缶と同じ。吹き出し口をディスプレーに向けて頭のボタンを押すと、実際に画面上にインクを吹き付けたような感覚で、文字やイラストが描き込めます。また色を変えるボタンと取り消しボタンもあり、絵心のある人なら凝った作品も描けそう。

リアル Googleショップ
↑絵も字も下手な筆者にはこれが精一杯。

 大きなディスプレーの向かい側にも、もうひとつ大きなディスプレーが設置されています。ここには、Googleマップが表示されていて、手前の小さなタッチ対応のディスプレーとコントローラーで操作できます。

リアル Googleショップ
↑大きなディスプレーにGoogleマップを映し出す。
リアル Googleショップ
↑タッチディスプレーと回転機能も装備したジョイスティックでGoogleマップを操作。
リアル Googleショップ
↑コントローラーのそばには近接センサーもあり、手のひらをかざすとその地域の人口などを表示。
リアル Googleショップ
↑ストリートビューも表示にも切り替え可能です。

 ストリートビューにすると、ほぼ実物大で現地の写真が映し出され、コントローラーで移動できるので、実際にその場所に行ったような気分になれます。さらに、エイプリルフールでGoogleマップがパックマンに切り替わるというイベントがありましたが、この展示でもパックマンの画面に切り替えてプレー可能です。

リアル Googleショップ
↑地図画面からパックマンのゲーム画面に切り替え、コントローラーでプレイできます。

 そのほか、プリクラ写真を撮ってメールに送信してくれるコーナーや無料の充電ボックスもあります。

リアル Googleショップ
↑プリクラ写真は4つのフレームから選択。
リアル Googleショップ
↑スマホの充電コーナーは、Lightningケーブルも。太っ腹なGoogle。

 もちろんChromebookやNexusシリーズなど、Googleの最新デバイスも実際に触って試せるコーナーもあります。店舗の中央にはレクチャーコーナーもあり、使い方などをじっくりと店員から教えてもらえるとのこと。

リアル Googleショップ
↑最新デバイスを展示しているコーナー。もちろん気に入ったらその場で購入可能。
リアル Googleショップ
↑中央のスペースは、椅子とテーブルとを使ってゆっくりと商品説明が聞けるコーナー。
リアル Googleショップ
↑Chromecastを体験できるスペースもある。

 取材時はこの店舗のみですが、近いうちにロンドン市内に新たに2店舗をオープン予定。日本では販売していないデバイスもあるので、イギリス旅行のついでに、デジタルアイテムのお土産を購入したいというガジェット好きにはピッタリ。さらにデジタルに興味のない人でも、Googleサービスを使った遊びが体験できるので観光スポットとしてもオススメ。

 日本でも新宿のビックロにGoogleコーナーができましたが、商品以外の展示はないようなので、楽しさは断然ロンドンのGoogleショップのほうが断然上。ロンドンに行った際は立ち寄ってみましょう!

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう