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Xperia Z4を購入者目線でチェック 新デザインとキャップレス防水は“裸族運用”に最適

2015年04月20日 21時00分更新

Xperia Z4

 今週23日に『Galaxy S6 edge』が発売されるというのに、本日はソニーモバイルから『Xperia Z4』、ASUSから『ZenFone 2』が発表されました。いやはや豊作で目移りしますね。すでに両機種ともレビュー、発表会レポートが掲出されているので、この記事ではXperia Z4に絞り、購入者目線で検証していきたいと思います!

Xperia Z4

 まずうれしいのが、コーナーに新採用された着色樹脂と透明樹脂の二重加工。透明な樹脂が着色された樹脂をカバーしているので、万が一落としてキズがついても着色部分が輝きを失うことはないという仕掛けです。スマホを落としたときにもっともキズがつきやすいコーナーが保護されていることで、比較的安心して“裸族運用”できるというものですね。

Xperia Z4

 次のポイントは、ようやく採用されたキャップレス防水対応のマイクロUSB端子。比較的XperiaシリーズのUSBキャップは耐久性が高い部類に入りますが、それでも長期間利用しているとヘタリが気になるものです。見た目は大丈夫でも、防水性能が劣化していないか不安になりますよね?キャップレス防水のマイクロUSB端子であれば、このような無駄な心配をする必要はありません。

Xperia Z4

 地味ですが着実に進化したのがサイズと重量。薄さはXperia Z3の7.3ミリから6.9ミリへ、重量は152グラムから144グラムへと血肉を削るかのようにダイエットされています。もともと薄型軽量のXperiaシリーズがZ4でさらなる軽量化を果たしたのですから、ケースを装着して使用するような無粋なことはしたくありませんね。

Xperia Z4
↑上がXperia Z4で下がiPhone 6 Plusで撮影した自撮り写真です。

 “カメラスマホをきわめる”がコンセプトのXperia Z4ですが、最近のセルフィー人気を反映して広角25ミリのフロントカメラを搭載しました。上に掲載したのは、Xperia Z4のフロントカメラはあとふたりぐらいは入れそうな余裕があります。友人、恋人、家族との自撮りがはかどるのではないでしょうか?

Xperia Z4
↑“ARマスク”。

 さまざまリアルタイムエフェクトを楽しめる独自カメラアプリケーションもXperiaシリーズのアドバンテージですが、撮影した自分の顔や動物の顔などを合成できる“ARマスク”機能も人気が出そうです。え?左が合成されていないですって?放っておいてください!

Xperia Z4

 最後にソニーと言えばやはりサウンド。既存技術(Bluetooth A2DPのSBC)の3倍の情報量で、高音質なワイヤレス音楽再生を実現する“LDAC”をサポート。同規格に対応したワイヤレスステレオヘッドセット『MDR-1ABT』(実売価格 4万1000円前後)などと組み合わせれば、高品質なサウンドを楽しめます。

Xperia Z4

 Xperia Zが2013年春、Z1が2013年秋、Z2が2014年春、Z3が2014年秋にリリースされ、4月20日にZ4が発表されたわけですが、デザインは大きく変わっていません。しかし、それは初代でほぼ完成していたということです。これまでのZシリーズから順当に進化しつつ、最新のオクタコアCPU『Snapdragon 810』、最新のAndroid 5.0を搭載した『Xperia Z4』。キャリアからすぐに発売されないのであれば、なるはやでソニーストアからSIMフリーモデルをぜひ販売してほしい一台です。

●関連サイト
ソニーモバイル


●発表会(録画)&実機レビューをニコ生で放送予定!

 週刊アスキー/週アスPLUSでは、4月21日20時からXperia Z4の発表会録画放送および実機レビューを放送します。ご視聴もしくはタイムシフト予約をお願いいたします!

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