ソニーモバイルは、オクタコアCPU搭載&Android 5.0(Lollipop)採用の新型スマホ『Xperia Z4』を発表しました。まだキャリアなどは明確になっていないものの、日本で今夏発売予定です。海外についても発売を検討中とのこと。
MWC 2015で発表された新型タブレット『Xperia Z4 Tablet』同様、64ビットのオクタコアCPUおよびAndroid 5.0を採用。Z3まで採用していたマグネット充電端子をなくし、新たにマイクロUSB部が防水キャップレスに対応しました。
↑マイクロUSBは防水キャップレスに対応(写真は上からZ4、Z3、Z2)。 |
ディスプレーは5.2インチフルHD(1080×1920ドット)解像度。厚さはZ3より約0.4ミリ薄い6.9ミリ、重さはZ3より約8グラム軽い約144グラムを実現。カラバリはZ3に似ているもの全体的にパステルカラーふうになっており、側面には光沢のあるアルミ素材を使っています。
↑カラバリはアクアグリーン、ホワイト、カッパー、ブラックの4色。 |
カメラはZ3同様で、背面は2070万画素“Exmor RS for mobile”センサーを採用。新たにプレミアムおまかせオートで“料理モード”が自動選択されるようになり、食べ物の写真をさらにキレイに撮れるようになりました。
↑料理モードは“マニュアルモード”からも呼び出せる。 |
自撮りの使い勝手も向上。正面カメラは510万画素で、レンズは広角25ミリ。3〜4人が並んでいてもラクに撮影できるほか、プレミアムおまかせオートや動画手ブレ補正、既存カメラアプリのフロントカメラでの利用が可能になっています。また、新機能『スタイルポートレート』は自分の顔などにさまざまな落書きや効果を施すことができ、『ARマスク』は用意されている素材もしくは一緒に映っている人の顔を入れ替えたりすることができます。
↑セルフタイマーは“0.5秒”、“2秒”、“10秒”から選べるようになった。 |
音楽面は 新たに“LDAC”に対応。対応Bluetoothヘッドホンを使えばワイヤレスでも高音質再生が可能です。また、有線接続のヘッドホンに対する自動最適化機能を搭載。他社製ヘッドホンも含め、接続後Xperiaがヘッドホン特性を自動で分析し、音楽アプリやネット動画などを最適な音にチューニングします(ハイレゾ再生時には非対応)。
↑音楽アプリは“WALKMAN”から“ミュージック”へ変更。 |
↑ヘッドホン自動最適化の設定画面。 |
LTE通信はカテゴリー6に対応し、受信の下り最大速度は約225Mbps。WiFiについても、Xperiaスマホとしては初めて2×2のMIMOにも対応しました。
使い勝手の面が大幅に改善され、かつオクタコアCPUやAndroid 5.0、LDACなどの最新技術を導入したXperia Z4。新しいスマホの購入や買い替えを予定している方は、ぜひチェックしてみてください。
●おもなスペック
OS Android5.0
CPU MSM8994(2GHzクアッドコア+1.5GHzクアッドコア)
メモリー 3GB
ストレージ 32GB(マイクロSDXC対応)
ディスプレー 5.2インチ液晶(1080×1920ドット、424dpi)
カメラ 2070万画素(インカメラ 510万画素)
バッテリー:2930mAh
通信:LTE、3G、IEEE802.11a/b/g/n/ac(2×2 MIMO)、Bluetooth4.0ほか
サイズ/重量 約71.9(W)×6.9(D)×146(H)mm/144g
(2015年4月20日15時20分追記:日本での発売時期について追記しました)
●Xperia Z4フォトレビュー
↑左からXperia Z2、Z3、Z4。 |
↑カレンダーなど標準アプリもマテリアルデザインを採用。 |
↑ロック画面にも通知が表示される。 |
↑クイック設定パネルは従来通り編集可能。 |
↑日本語入力アプリ『POBox Plus』もバージョンアップ。QWERTY入力時にキーを長押しすると、タブが表示され大文字が簡単に入力できるようになった。 |
●関連サイト
ソニーモバイル
●発表会(録画)&実機レビューをニコ生で放送予定!
週刊アスキー/週アスPLUSでは、4月21日20時からXperia Z4の発表会録画放送および実機レビューを放送します。ご視聴もしくはタイムシフト予約をお願いいたします!
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