格安SIMの使い勝手って気になりますよね。そんなわけでこの連載では、ここ最近話題になっているもしくは話題になった格安SIMのAPN設定や実測速度を紹介していきます。
今回は、中古スマホを取り扱うゲオとの提携を発表したOCNの格安SIM『OCN モバイル ONE』の速度と初期設定をXperia Z3でチェックしていきます。
コース名 | 110MB/日 | 170MB/日 | 3GB/月 | 5GB/月 | 500Kbps | |
通信容量 | 110MB/日 | 170MB/日 | 3GB/月 | 5GB/月 | 15GB/月 | |
月額料金 | 音声対応 | 1728円 | 2246円 | 1944円 | 2322円 | 2700円 |
SMS対応 | 1102円 | 1620円 | 1318円 | 1696円 | 2074円 | |
データ通信専用 | 972円 | 1490円 | 1188円 | 1566円 | 1944円 | |
最大通信速度 | Xiエリア:下り最大150Mbps/上り最大50Mbps FOMAエリア:下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbps |
●“OCN モバイル ONE”の実測速度を確認
※計測の端末はXperia Z3 Compact SO-02Gを、計測アプリは『RBB TODAY SPEED TEST』を利用。東京・飯田橋の週アス編集部で計測しました。
4月12日(日) 12時前後 | 4月12日(日) 22時前後 | 4月13日(月) 12時前後 | 4月13日(月) 22時前後 | |
下り | 2.12Mbps | 1.91Mbps | 7.56Mbps | 1.62Mbps |
上り | 10.98Mbps | 1.36Mbps | 0.62Mbps | 6.69Mbps |
平日、土日の昼ごろと夜の回線が込み合うピークタイムで計測。今回検証したプランが110MB/日のプランで、ツイッターの確認やウェブブラウジングがメインの利用。画像の多いサイトでたまに読み込みが遅く感じる以外は問題なく利用できました。
また、4月12日9時前後で計測したところ、下りの速度が43.85Mbps/16.58Mbpsと高速な結果に。
●iPhoneで“OCN モバイル ONE”を使えるようにする手順
OCN モバイル ONEトップページの“設定方法”から“OCN 設定サポート(OCN モバイル ONE)”へアクセスして、該当の端末に合った構成プロファイルをダウンロード。
インストールすれば準備完了。
モバイルデータ通信とLTE回線を使用の項目にチェックしてしばらく待つと、LTEで通信できるようになります。
●Androidで“OCN モバイル ONE”を使う手順
APN | LTE端末:lte-d.ocn.ne.jp 3G端末:3g-d-2.ocn.ne.jp |
ユーザー名 | mobileid@ocn |
パスワード | mobile |
認証タイプ | CHAP |
“設定”を開いて“その他のネットワーク”から“モバイルネットワーク”をタップ。
次に“アクセスポイント”をタップして、右上の“+”からAPNの新規作成画面を表示。
名前を会社名や契約したプラン名など判別のつく内容にして、APNには“lte-d.ocn.ne.jp”を入力。FOMA回線を利用する3G端末の場合APNは“3g-d-2.ocn.ne.jp”になります。ユーザー名に“mobileid@ocn‟、パスワードに“mobile”を入力します。
下のほうへスクロールすると現れる認証タイプから“CHAP”を選択。OCNの推奨がCHAPですが、うまく接続できないときは“PAPまたはCHAP”を試してください。
モバイルデータ通信にチェックが入っているかを確認。また、ネットワークモードはLTEか3Gが含まれているものを選択(機種によっては3GがWCDMAになっていることもあります)。
●関連サイト
OCN モバイル ONE
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