音々ちゃんにPC98！大阪のPCパーツ店に初めて行った話

2015年04月13日 20時00分更新

どもども、ジサトライッペイです。テックウインドが3月28（土）に、BUY MORE 大阪日本橋店とPCワンズの店頭にてTEKWINDトークセッション in 大阪。僕も登壇させていただいたのですが、大阪のPCパーツ店に行ったのは初めてでした。秋葉原とはまた違った趣があり、すごく楽しかったのでお店の紹介も交えてレポートします。

最初のステージはBUY MORE 大阪日本橋店

　まず最初におじゃましたのがBUY MORE 大阪日本橋店さん。中をのぞいてみると、PCパーツのほか、中古のPCやスマホも販売しておりました。

　中には初代コアiシリーズのCPUを採用しながらも3万円台のノートPCもありました。最近ではAtom＆Windows 8.1 with Bingのマシンなら2～4万円の製品が増えてきましたが、ウルトラブックもなかったこの当時のPCは結構お値段張っていたんですよね。とか懐かしい気持ちでいっぱいになり、衝動買いしそうになりました。

　スマホやタブレットもあって、ひとつの店でなんでもそろう感じでした。そして、大阪・日本橋と言えば、いとうのいぢさんが描かれたキャラクター、音々（ねおん）ちゃんと光（ひかり）ちゃん。聖地で発見すると感慨深いものがあります。

ステージスタート！

　僕とテクニカルライター、加藤勝明氏によるステージがはじまりました。お題は第5世代コアi3搭載NUCです。2世代前のNUCとの性能比較などを中心にトークしました。この日は晴天で結構暑かったのですが、ずっとスタンディングでおつきあいいただき誠にありがとうございました。ちなみにセッションのスライドはこんな感じです。

　第5世代NUCのコアi3版で2.5インチベイを備える『NUC5i3RYH』は、こうして見るとIvy Brige世代のコアi5搭載NUCよりも優れている面が多く（CPU性能はじゃっかん下）、買い替えもアリかなと思います。パーツの組み込みも簡単だし、タワー型PC並みの性能とまではいかないものの、このサイズでこのパワーなら十分メインを張れるマシンです。

　トークセッションのあとは、じゃんけん大会。週アスグッズとNUCが景品でした。心なしかNUCのときのテンションのほうが週アスグッズのときより高かったのは、僕の気のせいですねきっと。

2店舗目はPCワンズ

　次におじゃましたのはPCワンズさん。こちらの店舗ではマニアックな展示を見つけちゃいました。

　はい、出ました。PC9801です。当時の希望小売価格は50万8000円といまどきのPCと比べると激高な部類ですが、昔はこのぐらいの価格のPCがざらだったというのをよく聞いて驚きます。まあ、僕もマイマシンに100万円以上ぶっこんでいるので人のことを言えた口ではないのですが……。

　さらに、昔のインターフェースで今のUSB周辺機器が使えるようにできる変換デバイスシリーズ『クラシックPC救済委員会』など、「一体今の時代に誰が欲しがっているんだ？」なんて疑問がふっとぶほど、本気展開していました。大阪恐るべしです。でも探そうと思うとなかなか大変（過去の記事ではヤフオクでゲット）で、現代の環境で腰を上げようと思うとハードルが高いのも事実。ということを考えれば、大変徳の高いお店と言えるでしょう。

　ということもあって、「ここのお客さんはじゃっかん濃いめかな」と思い、最初のセッションよりもちょっとだけトークを早めて、過去ジサトラでやったちょっとアレな企画をトークすることに作戦を変更しました。GPUクッキングとか僕の預金通帳の息の根を止めた自腹PC『大紅蓮丸』の話です。そしたら大盛況でした。自作PCの話で会場が盛り上がっていただけるのは本当にうれしい限りです。