HPのワークステーション製品のプロダクトマーケティング責任者ジョシュ・ピーターソンが来日。同社のワークステーションの製品戦略や市場トレンドを解説した。
会場では、日本では未発表だが今後注目の製品として、ワークステーションや液晶ディスプレーを展示。そこには、CESでお披露目した3D液晶ディスプレーもあった。
HP Zvr Virtual Reality Display
専用メガネを使う、という点においては従来の3D液晶と同じだが、違うのは圧倒的没入感。このメガネには5ヵ所に銀色の感知部が取り付けられており、それを液晶上部にある、左右4カ所のセンサーで感知する仕組みだ。
ただ映像が飛び出るだけではなく、顔を傾けてみると、立体化したオブジェクトの横部分が見える。液晶に顔がつくほど横にしてもちゃんと見えるのは、これまでにはなかった体験だ。
また、専用ペンをクリックすると、3Dイメージと線で結びつけられグリグリ動かすことが可能。ペンの端っこをつまんで手を上下すれば3Dイメージも上下に動き、手をひねれば3Dイメージがグルリと回転し、背面や底面を3Dで確認できる。
さぞやインターフェースはゴツゴツだろう、と見てみると接続端子はHDMIとUSBといたってシンプル。
同社によると、直感的な操作と立体視映像で生産性が向上するため
・教育やトレーニング現場
・製造業やデザイン現場
・地球物理探査
といったユーザーをターゲットにしているとのこと。
日本&一般向けでの展開は未発表ですが、箱庭ゲームで遊べたりすると、没入感ハンパない感じで楽しそー! 今後の発表&展開に期待です!!
■関連サイト
日本HP
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