サムスンのフラッグシップ端末が1年ぶりにモデルチェンジ! 新しくなった『Galaxy S6』と、両面にエッジスクリーンを搭載した『Galaxy S6 edge』の実機を世界最速でご紹介します。
↑Galaxy S6 edge(左)とGalaxy S6(右)。 |
Galaxy S6 edgeとGalaxy S6。サイズはそれぞれS6が70.1(W)×7.1(D)×142.1(H)ミリ。S6 Edgeが70.5(W)×6.8(D)×143.4(H)ミリ。S6 Edgeのほうが若干縦横が小さくなっています。また、バッテリー容量はそれぞれ2550mAh、2600mAhでS6 edgeのほうがやや大きくなっています。
S6 edgeは両側面がカーブした、デュアルカーブディスプレーを採用しています。なお、GALAXY Note Edgeにあった、ショートカットアイコンを置けるエッジ・ディスプレー機能に変わり、ピープル・エッジなど新しい機能が搭載されています。
両機種とも高級感ある本体仕上げ。フレームは航空機に利用されているものと同じアルミニウム合金、本体は表裏をガラスで覆い、しかもその下には光学フィルムを配置。見る角度により色合いが変わります。
↑Galaxy S6 edge(左)とGalaxy S6(右)。 |
背面から見るとS6 edgeとS6の両機種の違いは縦横サイズの差程度で、カメラや心拍計センサーなどは同じ位置に配置されています。
↑Galaxy S6(上)、Galaxy S6 Edge(下)。 |
両機種とも本体カラーは4色展開。白、黒、金の3色に加え、S6には青、S6 edgeには緑が加わります。どちらも独特の深みのある有機的な色合いをしています。
S6はパッと見ると前のモデル、GALAXY S5に似ています。ですが横幅と厚みが薄くなったことと前述したように本体素材が樹脂製から高級感あるものに変わったことで、持ってみると全く別の機種のような印象を受けます。
S6のカラバリ4色。前面も背面もガラスの下にそれぞれの色のフィルムが貼られています。このフィルムは光の当たる方向によって色合いが変わる特殊なものとのこと。そのため先ほどの写真と同じ青でも色合いが異なって見えるんです。
両機種ともワイヤレス充電に対応。充電台もサムスン電子から発売されます。充電方式はWPC(Qi)とPMAの、メジャーな2方式に対応、世界中で市販されている両方式の充電台が利用できます。
S6 edgeは横幅が細くなっただけではなく、ディスプレーの角が取れたため、持ってみると見た目以上にスリムに感じます。
S6 edgeのカラバリのうち、金、白、緑の3色。S6同様、緑の色は先ほどの写真と異なって見えます。
ピープル・エッジは電話帳からよく利用する相手など5名を選択してそれぞれに色を割り当て可能。着信があったときなどは画面右側面に色が表示され、そこを指先で左側にスワイプすると相手の情報が表示されます。
さて、今回大きく進化したのがカメラ機能です。まず、カメラの起動はホームボタンのダブルクリックでオーケー。アプリを利用中でもスリープ中でも、どんな時でもダブルクリックでカメラが起動するのです。なお、カメラ機能は両機種とも同じものを搭載、性能は背面が1600万画素、明るさはF1.9。フロントが500万画素、F1.9。
カメラUIも変化。カメラを起動後は基本機能が利用できます。
モードをタップすると、プロモードやパノラマモードなどへカンタンに切り替え可能。各モードのアイコンは背景が透けて見えるので、カメラの視界が遮られることはありません。プロモードではマニュアルフォーカスも可能になるなど、カメラの機能そのものも大幅にアップしています。
今回展示されたモデルは開発中のものですが、実は日本語ロケールも標準搭載されています。日本での発売は未定ですが、どちらの機種もぜひとも発売してほしいもの。
なお、S6シリーズから“GALAXY”のロゴが“Galaxy”と小文字になり、フォントも変わりました。生まれ変わった最新モデルのGalaxy S6とS6 edge、パワーアップしたそれぞれの機能は追って紹介していきますのでご期待ください。
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