2月13日から幕張メッセ国際展示場4、5ホールにて開催されているジャパンアミューズメントエキスポ(JAEPO2015)のセガブースは、既報の『艦これアーケード』のほかにもmaimai開発チームが手掛けた新作の音ゲー『CHUNITHM(チューニズム)』、ムシキングの新作など多数出展し、多くの人だかりができていた。
なかでも2月19日に稼働予定のペン型デバイスを使った『Wonderland Wars』は、エキシビジョンマッチが行なわれて注目を集めた。『Wonderland Wars』は童話に登場するキャラクターを操り、仲間とともに敵を打ち破る4対4のオンライン協力対戦ゲーム。同社のPCゲーム『カオス ヒーローズ オンライン』のようなマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)系のゲームで、タッチパネルにペンで攻撃範囲を指定して攻撃を行なうのが特徴。
会場のステージでは声優の磯村知美さんと、プロデューサーの大原徹氏が登壇し、ゲームの解説や今後の展開について語った。
本作は2月19日の週刊ファミ通にて特集記事が掲載され、ゲーム内に登場するキャスト(キャラクター)の“サンドリヨン”が描かれた限定Aimeが付録として付くことを発表。
さらに、キャストは稼働から毎月追加され、イベントは毎週のように開催され、称号などが付与されると語った。また、大原氏は店内対戦モードもあるため、店内大会も積極的に行なう姿勢を示した。
↑左からせんとす氏、プロデューサーの大原徹氏、声優の磯村知美さん、渚さん、青木志貴さん、ブンブン丸氏。 |
ステージ後半はエキシビジョンマッチに有名プレイヤーのブンブン丸氏、せんとす氏、魔王の愛称を持つゲーマーの青木志貴さん、さらにサンドリヨンのコスプレでタレントの渚さんが、ドリームチームとして登場。本作の開発スタッフと対戦を行なった。
本作は敵を倒しつつ敵拠点の破壊を狙い、より多くチームゲージが残っていた方の勝利となる。
↑キャストは現在6人。ファイター、アタッカー、サポーターと3つの種類に分かれている。 |
↑ペンで描いた道筋に沿って攻撃が行なわれる。キャストによっては線で囲って範囲攻撃を行なうこともできる。 |
チームゲージが減少することで、ソウルゲージが最大になると拠点を一撃で破壊できる逆転要素の巨人が出現。
ドリームチームはこれまで開発チームに一度も勝てなかったとのことだが、ブンブン丸氏を中心にヘッドセットで声をかけあい、最後の巨人をスキルなどを駆使して足止めし見事勝利した。
今までにない操作性は、稼働後に一度ゲームセンターで試したいところだ。
■ほかの新作タイトル
『CHUNITHM』は左右のセンサーと、“GROUND SLIDER”と呼ばれるタッチパネルを使った新感覚な音ゲー。
左右のセンサーの間で、手を振り上げたり、かざしたりすると動きを認識。一方、“GROUND SLIDER”は2、4、8とスペースを自由に分割して、難易度を変化できる。タイミングよくタッチしたり、横滑りさせたりといった物理ボタンではできない操作が可能。
ゲームの開始や終わりなどに効果が発動する、さまざまなサポートスキルが使えるオリジナルキャラクターの収集要素などもあり、継続的にプレイする楽しさもある。『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』や『化物語』といったアニメ作品、ゲーム、『東方Project』などの曲やキャラクターも登場する。
かつて人気を博したムシキングの新作『新甲虫王者ムシキング』は、筐体内にキラカードも排出されるキラ対応プリンターを搭載。
さらに、ゲームプレイ数に応じて払い出しされる『Vガジェ』と呼ばれる新玩具も登場。『Vガジェ』は筐体にセットしておくとムシの性能がアップ。専用の演出も用意されているようだ。
すでに稼働中の『え~でる すなば』はスウェーデンで開発された水がなくても造形が可能な砂を使用した砂遊びゲーム。
テーマに沿って砂を成形すると、プロジェクターで映像が投影され、砂を掘ると川ができたり、砂を積み上げると山になったりとリアルタイムに映像が変化する。大人も夢中になって遊んでいるのが印象的だった。
(C)SEGA
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